少しボケてますが写真をご覧ください。
うどんに見えますがパスタです(笑。
讃岐うどんのような腰を持つパスタ、ウンブリケッリ(Umbrichelli)です。
イタリアのUmbria州(ウンブリア)で食べられているもので、パスタの名前は地名から由来。
イタリアのパスタはたくさんあるようで、日本でも有名なスパゲッティやフェットチーネ、リングイネ、更にペンネは皆さんご存知のパスタ。
その他にも、ニョッキも日本に浸透しつつありますよね。
でも、写真にあるような、ウンブリケッリが良い例ですがイタリアでもそれ程知られていない、地方のパスタまでカウントすれば実に様々なことが分りました。
本当は髪の毛のように細いパスタも食べたかったのですが、時間の都合でギブアップ。
写真の説明に戻ります。
手前にあるフォークで食べるのですが、巻き取るのではなく、刺すように取って食べる。この繰り返しです。
讃岐うどんと表現しましたが、正にコシの強さが特徴で、普通のパスタよりも噛み応えを楽しめるパスタ。
最初、フォークで巻き取ろうとしましたが、コシが強いのでバネのようにパスタが戻ってしまう始末。
Umbrichelliの特徴を聞いてからは素直にフォークで刺して食べましたが、最初は巻き取ろうとする人が多いと思い筈です。日本人がパスタに抱くイメージとは真逆のイメージといったら良いかもしれません。
かく言う私も、どうしたら巻き取れるのか必死に考えたものです(笑。
機会あれば是非試してください。
イタリアには600種類を超えるパスタがあり、そのうちの一つが写真のパスタです。
うどんがあるなら、すいとんだってあるかも知れない、そう思わせるに充分な変わりパスタ。
うどんのトマトソース炒め。
日本人が見るとそう考えますが、オリーブオイルやチーズ等を振りかけると風味ともグンとアップ!。トマトソースとの相性も想像よりも良い。
日本人の目では「うどん」に見えるのにイタリアンの美味しさがあって笑えます。
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