塩野七生氏の有名ベストセラー「ローマ人の物語」を読んでると、もっと早く気づけば良かったと思うことが多い。読み進めるうちに気づいたことへ印を付けているんだけれど、たくさんある。しかも焦るくらいに。
例えば、以下の点。
- 引用 -
優れたリーダーとは、優秀な才能によって人々を率いていくだけの人間ではない。率いられていく人々に、自分たちがいなくては、と思わせることに成功した人でもある。持続する人間関係とは、必ず相互関係である。一方的関係では、持続は望めない。
- 引用終わり -
そう。正しく、その通り。人はお給料さえあれば働いてくれる。けれど、最高のパフォーマンスになるかどうかは、その人がどれだけやる気になってくれるかどうか、これに尽きる。
やる気にさせるために必要なことの内、一つを学んだに過ぎないけれど、こういう言葉は読み手が欲している時にしか頭に染み込まないものだし、欲している時にしか目に留まらない。
ボクの場合、それが今だったんだなぁ。遅いのか、早いのか、それは分らないけれど、今まで欲しなかったことを欲し始めたことは成長の証かも知れない。