就職活動に勤しむ君へ

就職活動に勤しむ君へのアドバイスを!

 

右側の写真を見て欲しい。今日の日経朝刊一面特集記事でFacebookやGoogleが取り上げられているけれど誤解してはいけない。今日の日経朝刊の特集記事概要は、Facebookに尽きる。Google+との競争を説明しながら、Facebookへの関心を高める内容になっている。そりゃまぁ、持ち上げることを好ましいとする企業は多い。以下のように色々関心を持つ視点があるのだ。

 

例えば、

  • 将来の上場を考えると、証券会社を通じた広告も見込めるから読者に対してアピールしておいて文句を言う人はいない。
  • また、上場を機に日本市場へ更に積極的に取り組む可能性もあるので広告営業にもなるかも知れない。
  • 更には、Facebookとコラボした広告活動だって考えられるかもしれない。

とまぁ、あの記事には今後を見据えて、同社の将来を絶賛している側面があるのだ。

だから真に受けてはいけない。

でもウソというわけでもない。将来考えうることを書いているからだ。

 

けれど、一点だけ如何なものか?と思う点がある。

それは会社の就職活動で有利になるとの記載。

実際、そんなことはないと思う。

Facebookを知らない人よりは知っている人のほうが良いけれど、アカウントが無いと不利になるなんて聞いた事がない。

 

アカウントの有無なんぞ枝葉末節だ。

そんなことよりも一番重要なことは、その人がどんな問題意識を持って仕事に気付き、そして、個々の課題の解決に取り組んでゆけるのか?人材として見た場合、そっちの方が本質的に重要だ。

PCを使えるとか、ネット業界に詳しいとかは重要ではない。

実業界で働くのであれば、コラムニストのような批評家では喰えないし、実際に汗を流す必要がある。

 

仕事を進める際、ツールとして使いこなせばよいのがネットと技術。

だからこそ、ネットを知っていないと採用されないということはない(と思うぞ)。

 

因みに私の場合は、

  • 学生時代はバカであっても、無知であってはいけない。
  • 常識知らずの人は不採用だが、常識破りのタイプは可能性を見極めたい。

とまぁ、意外にアナログことを考えてますし、今も新入社員を見る目はこんな視点なんですよ。

 

まだ就職活動に勤しむ君!、さらにさらに、来年の就職活動に向けて準備中の君!

上に書いたように採用者の視点は複雑ではない。

シンプルに頑張ってください。