シンガポール2017冬(4) MOZZA 〜マリーナベイサンズ内のイタリアンでブラータを食す〜

Burrata from Puglia (for 2), Fujifilm X30, ISO 1600, F2.0, 1/15
Burrata from Puglia (for 2), Fujifilm X30, ISO 1600, F2.0, 1/15

作成日:2018/02/03

更新日:2019/05/02

(※シンガポール店が閉店したので、末尾にアメリカのLA本店を加筆)

 

今回、シンガポールへ来て試したかったのは上の写真、ブラータ(Burrata)です。

長期熟成して乾燥したチーズと違い、ミルクの旨味とフレッシュな香り、ふわふわした食感を味わえます。

 

ブラータは固形のモッツアレラチーズの中に柔らかなモッツアレラチーズを入れたものです。日本では乳製品に対する関税が高く、気楽に食べられる食品ではありません。

ということで、関税ゼロのシンガポールで食べたという算段です。

 

写真は、まん丸のブラータへ、焼いた西洋ネギで香りをつけたオリーブオイルを添えたもの。

チーズとオリーブオイルの組合せもブラータなら合いますよ。

 

Burrata from Puglia (for 2), Fujifilm X30, ISO 1250, 7.1mm, F2.0, 1/15
Burrata from Puglia (for 2), Fujifilm X30, ISO 1250, 7.1mm, F2.0, 1/15

 

次は、Osteria Mozza (居酒屋モッツア)というイタリアン。

Marina Bay Sands(マリーナベイサンズ)にあります。

 

MOZZAというお店は二種類あって、Osteria(居酒屋)、Pizzeria(ピッツア)。

今回はOsteriaで食べました。

直訳すると居酒屋ですが、お酒を飲めるレストランといったところ。

 

ランチに「3-Course Lunch」というお得コースがあるので試しました。

一人当たり、Antipasto, Pasta, Dolci で 48SGD(約4,200円)。

 

上の写真は二人分を単位にオーダーできるブラータ。

メニューでは「Burrata from Puglia(for 2)with leeks & fett'unta」。

プグリア州産のブラータ、リーキ(西洋ねぎ)とフェトゥンタ。フェトゥンタとはトーストしたパンにニンニクを擦り付けた後、たっぷりのオリーブオイルをかけたもの。

 

今回の目玉はブラータ。

 

Burrata from Puglia (for 2)
Burrata from Puglia (for 2)

 

フェトゥンタとブラータをカット。

パンはガッツリと食感を楽しめる食事パン。日本の食パンとは全然違い、小麦の香りをしっかり楽しめるので美味しい。パンとブラータを一緒にして口にすると最高です!

 

Burrata from Puglia (for 2)
Burrata from Puglia (for 2)

 

料理に近寄って撮りましたが、伝わりますか?

チーズのツヤツヤ感。オリーブオイルのフレッシュな色合いが伝わるように何度か撮り直したのですが、今回はこれが限界。

 

口に入れると、ツルツル、モグモグ、香りが広がるといった感じ。

美味しくて楽しい料理です。

 

Pici alla Carbonara
Pici alla Carbonara

パスタはカルボナーラを選びました。でも、味の方はいまひとつ。

 

以前のブログでまとめたウンブリチェッリのようなパスタにソースをまとわせたもの。

ソースの強さと比べて、パスタが強すぎ。

太めのパスタではソースを弱く感じるのです。

 

うどんのようなパスタではなく、少々太めのスパゲッティが丁度良いと思うのです。

ということで、寧ろ、下の写真のロトロがおすすめ。

 

Rotolo with ricotta, spinach & tomato
Rotolo with ricotta, spinach & tomato

こちらが Rotolo with ricotta, spinach & tomato (ロトロ、リコッタチーズとほうれん草とトマト)。

ロトロは、パスタシートで具材を巻いて焼き上げたもの。

写真は巻いたものをロールケーキのようにカットし、それを焼き色をつけたもの。

上面が黒く焦げたのではなく、ソースの色です。

リコッタチーズの中にはバジルの葉が入って、旨味と香りが最高!

 

 

Rotolo
Rotolo

 

ロトロの寄って撮りました。

パスタシートに綺麗な焼き色がついてますね。

ソースも瑞々しい様子が伝わりますか?

 

Dried Fig-Cranberry Jam Crostata
Dried Fig-Cranberry Jam Crostata

 

写真は、ドルチェ。

Dried Fig-Cranberry Jam Crostata  with vanilla panna cotta & Saba 。

 

クッキーに濃厚ベリージャムを塗り、上にパンナコッタです。

メニューにある Saba が何なのかはわかりません。

 

ベリージャムが凄く甘い。甘すぎです(笑。

パンナコッタが口直しになるほど甘く、勿体無いとは思いながら少し残しました。

日本のスイーツは甘さ控えめが多いので、こんなに甘いものは久しぶりに食べました。

これも異国体験です(笑。

 

Dried Fig-Cranberry Jam Crostata
Dried Fig-Cranberry Jam Crostata

 

今度は上から撮りました。

見た目は綺麗ですね。甘さ強めですが...。

 

Biscotti Misti
Biscotti Misti

 

今度はビスケット。

ここにもさっきの甘すぎるビスケットの小さいものが紛れ込んでいます。

実はこのビスケット全部甘いです。

いや、甘すぎます。

 

イタリアってこんなに甘かったか?それともシンガポールだから?

甘さ加減以外は全く問題ないので食べましたが、やはり、これも少しばかり残しました。

 

Cafe Latte
Cafe Latte

 

最後にラテ。これは甘くありません。安心したー!

普通に美味しいラテです。

間違いなく普通に楽しめますのでご安心を!

 

Menu for Lunch
Menu for Lunch

 

最後にランチメニューです。

アラカルトで食べるより、3-Course Lunch をオーダーするとお得です。

二人で96SGDですが、アラカルトでオーダーすると、明らかに100SGDを超えます。

 

滅多にない海外旅行先であれば、少し多めに支払っても良いではありませんか。

日常とは違うゴージャス感を楽しみましょう!

今回食べたメニューの中で、カルボナーラとクッキーを除けば、十分満足できる仕上がりです。

 

皆さんも海外旅行を存分に楽しんでください。

 

 

日本国内でブラータを買えるところを探してみると、いくつかあったので下段に掲載します。

賞味期限が短いので、取り扱い店が少ないのが難点。

また、温度管理を産地から国内まで徹底して出来ているか否かも気になるので、価格だけで選んではいけない商品です。

日本国内でブラータを買うなら...
オーダーチーズでブラータをチェック
デリカマルシェ

シンガポールのMOZZA閉店(米国LAは健在)

ここの料理はパスタを除いて気に入ったので、ロスアンジェルスの本店のみ残っています。

シンガポールは家賃が高くて、赤字だったのでしょう。

 

ロスアンジェルスに行く機会があれば、本店に行ってみようと思います。