作成日:2016/06/19
更新日:2019/04/28
2019/06/23
シンガポールへ行ったら必ず飲むのがタイガーブランドのラドラービール。
このビールはビールとレモン果汁をミックスした、カクテルのようなビールです。
柑橘類ならではの若干の苦味と、果汁が強調する甘みを味わえて大好きなビールを紹介します。
ラドラービールがうまい
シンガポールに行ったら、是非、試して欲しいビールがタイガー・ラドラー!。
英文の説明を見ると、タイガービールと天然レモン果汁をミックス、と書いてあり、飲むと分かりますが、ビールの苦味が消えて心地よい甘みや旨みを味わえます。
こういうのをマスキング効果と言います。
ビールの苦味を何かが包んでしまい、舌の味蕾には旨みや甘みといった心地よい味覚体験として認識される仕組みのことです。
レモン果汁とビールがミックスされると、グレープフルーツ果汁を入れたビールのように感じると表現すると理解頂けますか?そういう心地よい苦味になります。
他の柑橘系果汁も少々入っているんじゃないか?と思うほど甘いので、飲みやすいと思います。
しかも、アルコールは2%。
アルコール度は低いのでジュースのように飲めそうですが、カロリーは低くないのでガブ飲みしてはいけません。
苦味を苦手としてビールを飲めない人こそ、是非レモン果汁を5〜6滴落として試してください。カクテルのように美味しく飲めますので、是非お試しあれ!
日本には無い
下に載せましたが、ラガービールはあるけれど、ラドラーが無い。
本当に無いのだ。
海上輸送途上で味が変質するとか、そもそも輸出できない商品か?
いずれにせよ、日本には無いのが残念。
というわけで、シンガポールへ行って、現地で飲むしか無い。
柑橘系の香りを持つクローネンブルグのブラン
マレーシアのクアラルンプールで飲んだフランスのビール。
クローネンブルグのブラン。
柑橘系の香りを楽しめる珍しいビールのひとつ。
日本のピルスナービールの良い点もありながら、香りは柑橘系なので、飲んでいて楽しい。
柑橘系の香りとビールならではの苦味を楽しむのが一番美味しく感じると思うのです。
日本でも輸入品が販売されているのが嬉しい。
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甘くフルーティな香りを楽しめるビールはドイツにもある
日本のビールはピルスナーを極めたもので、ブランド毎の違いはあるけれど、分かりにくい。
そんな人にうってつけなのが、ドイツやベルギー等の欧州産ビールです。
ドイツにヴァイツェンという小麦麦芽を50%以上使ったドイツの伝統的なビールがあります。
バナナのようなフルーティーな香り(エステル香)と、苦みを感じにくい味わいを特徴とします。
この記事で紹介してるのは、ルフトハンザのラウンジで飲んだ時のことです。
文字通りに、ほんのり甘く、炭酸は弱め、そして香りはフルーティ!
とっても美味しかったー!
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もっと甘いのはベルギーのフルーツビール
ラガービールは苦味があってダメという人も、このビールだけは飲める。
それが、チェリービールです。
果汁の糖分をアルコール発酵の原料にすることは、他のお酒と同じです。
チェリーの香りがほのかに残り、甘みは強めに出ていますが、鼻腔から抜けるチェリーの香りが好きなので、お勧めします。
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シメイ・レッドもフルーティー
ベルギーのシメイにあるスクールモン修道院で醸造されるトラピストビールです。
中でもフルーツのような香りを楽しめるのはレッドでしょう。
本来、修道院でしか飲めないビールなんですが、日本には輸出されています。
修道院では、このビールによる収益を修道院の活動費に充当しています。
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