近江牛の千成亭

滋賀県彦根市で近江牛指定店「千成亭」へ。橋本店です。

 

お座敷とテーブルの両方があり、今回はテーブル席。

視線を上に向けると、昔懐かしのゼンマイ式壁時計がある他、壁材や色調からすると昭和の雰囲気を充分に感じる内装。中途半端に現代風な色づけをするより、魅力的な雰囲気を感じるものでした。

 

ステーキは一人当たり100gm当りの生肉が4分割だったかカットされ、それを各自の土鍋で焼き上げて食べました。焼き方は好みでしょうけど、30秒もあぶれば充分食べ頃。ご飯と一緒にお口に放り込むと何とも言えない楽しい気持ちになります。

 

塩で食べてよし、特性の甘タレでも良し。だけど塩がやっぱり一番美味しい。

想像して欲しい。お口の中に、白飯と熱々の牛肉に塩分のみ、という組合せ。噛む程に甘み、脂肪の美味さ、赤身肉の美味さがギューっと出てくるわけですよ。

 

量は少ないけど、東京で食べる近江牛のイメージとは違い、皿数が多く、実に楽しめました。

 

何でもいいから腹一杯肉を食べたい人は別の店に行きましょう。

でも、美味しい肉を適度に食べたい人にはうってつけ。

 

やっぱり、地元で食べるのが最上の味覚体験です。

 

追:

次回チャンスあれば、ワサビ持参で近江牛食べたみたいなぁ。他にも時間帯にもよるんだろうけど、近江牛コロッケもあったはず。あぁ、食べ逃したー。