IKEA鶴浜店を訪問...。ときめかない、残念な店。

久しぶりにIKEA。

千葉県船橋店の開店以来だから4〜5年振り。改善したかな?と思いながら訪問したけど残念な印象だった。おそらく二度とくる事はないだろう。

 

以前と同様にトキメカナイ小売店。質、価格、或は商品開発コンセプトを訴求する店なのか?、と色々考えれば考えるほど非常に不快なエリア、それがIKEA。

 

IKEAを生活雑貨販売店として見ると、日本の住宅事情に合わない商品の大きさでボツ。

 

かといってコンセプトショップとしてみても日本人のテイストに合わない。

店内にあるのは安さだけ。店を出る頃には貧しい気持ちになるので、非常に不愉快な店なのだ。

だから二度とくることは無いだろう。

 

生活雑貨やホームファニシング界のSPAを考えるとき、日本ならニトリ、無印良品、を想像する。

この両社の販売価格は安い。安い商品を扱うが、質やコンセプトを背景とした安さがあり、単に安いだけではない質的充足感がある。価格は安いがモノとしても安い、だけど安く感じさせない満足感を提供するのが非食品販売店の冥利だと思うのだけどIKEAは真逆。

 

今回の印象においても、IKEAは商品の質、コンセプト、或は商品哲学においても何らかの充実感が無いから、生活者の気分をくすぐるものがない。ゆえに購買動機を刺激する商品が無い。

 

そういった商品を一方通行のルートで半ば強制的に店内を回遊させられる。この店内レイアウトのコンセプト、天地がひっくりかえっても好きになれない。生活者の「買い場」ではなく、IKEAの「売り場」なのだ。

 

商品の外形や色等のデザインも、物珍しいというより寧ろ奇抜といって良い商品が多く、数週間でゴミになるものが販売されているように感じる。

 

安いモノを安く販売するだけの場所。創意工夫が足りない場所、と感じるのだ。

だから店を出る頃には、言いようもないほどの「貧しさ」を感じ「不快」な気持ちになるのだ。

 

確か、同社は三回目の日本市場挑戦だったと思うが数年後には撤退ではないか。