表紙タイトルは "ありがとう、台湾"、"感謝、台湾"。
日本人も台湾人も、文字通りに読める表紙の出来上がり。
素晴らしい!
今月のFrauが秀逸
しかもキーカラーは赤。
日本人にとって赤は特別な色ではないけど、中華系の国では赤は目出たい福の色なので、更に良い。
今回の震災で世界最大の180億円相当の義援金を送ってくれた隣国、それが台湾。
アメリカでもなく、中国でもなく、そして韓国でもない。
やっぱり、台湾。
台湾を経済規模で比べると、日本は米ドル換算で5.8兆ドルなのに対し、台湾は0.5兆ドルと日本の十分の一以下。なのに、世界で一番義援金を送ってくれた国なのだ。
この背景には、以前の台湾地震の際の、日本の支援振りが多分にあったはずだけど、それでも、こういう気持ちの表現は嬉しい。
東アジアにおいて反日を唱える国は多いけど、こういう国もあることを覚えておきたい。
会って話をすると判ることだけど、歴史的な視点においても親日の人や企業は多い。
みなさんも是非台湾へ行こう!
感謝の気持ちを表わすには表紙にある通り、訪れて楽しむのが一番の恩返し。
元々精神的にも歴史的にも近しい国であった台湾を、これまで以上に近い国として意識したのは、今回の震災をきっかけにした接し方かも知れない。
外交努力だけでもなく、かといって経済関係だけでもなく、民間人の触れ合いだけでもない、そんな総合的な関わり方を持つ珍しい国、それが台湾。
競争相手として見れば手強いけど、仲間として接すれば心強い。
特に中国ビジネスにおいては。
みなさんも是非台湾を訪問しよう。
その時には是非、この本を小脇に抱えて!
それだけで感謝の気持ちを表わせる便利な雑誌なのである。
あ、そうそう、阜杭豆漿には是非行きましょう。
朝ごはんで有名なお店です。
美味しいよ。
いい仕事をしてくれたFrauの編集スタッフに感謝。
このタイミングで、この特集紙面、タイムリーとはまさにこのこと。