ビートたけし著
新潮社発行
価格 476円
出版 1992年11月
昭和47年、明治大学を中退した25歳の青年が浅草のフランス座で修行を始めた芸人の卵、それがビートたけしだった、というふれこみの本。この業界の本も希少性があるためか、面白く読めました。
読み進めると、浅草はそのまま映画にもなりそうなくらい、ネタの豊富な地域だったようで、約10ページ強に分けられた各章は全て面白く、芸人ならではの体験も、慣習も、師匠との生活も、まさに多種多様、抱腹絶倒なイベントが定期的にあったのか?なんてことを考えてしまう。
少なくとも、サラリーマンの業界でも古く生き残っている慣習が多少はあるので、違う業界での応用編といったらいいのか、そういうの読み方をしても面白いかもね。