SKYTRAX 2022 〜世界の航空会社ランキング情報の使い方、気になる航空会社の評判をチェック〜

順位 航空会社 (前年順位)
1 カタール航空 (1)
2 シンガポール航空 (2)
3  エミレーツ航空 (4)
4 全日空 (3)

2022年の総合評価ベストエアラインのランキングは...

 

1位:カタール航空(昨年1位)

2位:シンガポール航空(昨年2位)

3位:エミレーツ航空(昨年4位)

昨年3位の全日空は惜しくも4位。

同じメンバーが順位を前後した印象です。

シンガポール航空、カタール航空、エミレーツ航空、そして全日空。

 

ランキングを英文で読む人はこちらをどうぞ。

World’s Top 100 Airlines 2022 、ズバリな名前です。

ランキング情報の使い方

他社との価格比較の際に使っています。

 

例えば、東京→シンガポール行き、日本発の便を探すときに、JAL、ANA、シンガポール航空、マレーシア航空、チャイナエアライン、アシアナ、タイ等運行している航空会社は沢山あります。

 

ビジネス、エコノミークラス問わず少しでも安く乗りたいですよね。

一方で、チケットの値段が同じなら、満足度が高く、ランキング上位の航空会社に乗りたいと考えるのが常です。

 

そう行った航空会社選びの際の参考データとして見ています。

 

その他では、一度は乗ってみたい、これまで知らなかったけど高評価の航空会社に乗るための情報として使います。

 

例えば、今一番乗りたいのはカタール航空 。これほど上位定着するのは何か理由があるはずで、そういった航空会社を探す際の情報に使っています。

ベストエアライン 1〜10位

キャセイパシフィックは16位、エバー航空は18位へ落ち込む一方、躍進したのはトルコ航空、大韓航空、スイス航空。上位に上がってきた会社は何か施策をしているので、候補にしては如何でしょうか。

 

順位 航空会社 前年順位
1  カタール航空 1
2 シンガポール航空 
3 エミレーツ航空 4
4 全日空 3
5 カンタス航空 8
6 日本航空 5
7 トルコ航空 17
8 エールフランス 10
9 大韓航空 22
10 スイス航空 18

 

1位:カタール航空

 

同社はカタール国営航空会社、ナショナル・フラッグ・キャリアです。

2018年、2022年にビジネスクラス世界1位の評価を獲得しています。

 

特徴はコードシェアも含め150都市以上の国際的な目的地と繋がる幅広いネットワークとサービスの充実度。上位ランク常連なので欧州へ行く際も選択肢に入れては如何でしょう。

 

2位:シンガポール航空

 

サービスの質はくまなく良好な会社。

陸上スタッフによる受付からラウンジ、機内搭乗までの段取り、機内スタッフのホスピタリティや食事、機内設備の質、どれを取っても良い。 

 

実際にエコノミーもビジネスも乗りましたが、良好なサービスでした。

シンガポール航空を超える評価を受けるカタール航空 に乗りたくなりました。

 

3位:エミレーツ航空

 

昨年4位から1ランク上昇。中東3大航空会社の一角、機体はA380や777等最新機種を大量導入することが多く、機内で退屈させない設備が楽しみ。お手頃な価格に巡り合えず、登場機会に恵まれず。

 

 

4位:ANA

 

極東アジア、東南アジア、インド、オーストラリアの他、欧州中央部、北米と路線を構築。他地域とは所属するスターアライアンス加盟企業とのコードシェア便運行を基本とする。

 

日本国内にハブ空港を2つ運用している珍しい企業。成田空港は北米とアジアを結ぶ乗り継ぎハブ、羽田空港は海外路線と日本国内空港を結ぶ乗り継ぎハブとして運用し激増する需要へ対応する。

 

5位:日本航空

 

日本国内のハブ空港の運用はANAと変わらず、 国内線ではANAよりも地方就航拠点が多く、地方から国際便へ乗り換える際に便利。コロナ前にはプレミアムエコノミー席やエコノミー席が人気高く注目されているも、他社も努力してきたため評価は以前よりも下降。それでも総合評価が高いと言うことは、それ以外の評価が高いと言うこと。乗ってみたい!

 

ベスト10以内にある航空会社は、もちろんエクスペディアでも大人気の航空会社です。年末年始のような長期休暇の時期は、チケットの取り合いになるのでご注意ください。今年は特に争奪戦です。 

ベストエアライン 11〜20位

順位 航空会社 前年順位
11 ブリティッシュ・エアウェイズ 11
12 エティハド航空 21
13 中国南方航空 12
14 海南航空 9
 15 ルフトハンザ航空 13
16 キャセイ・パシフィック航空 6
17 KLMオランダ航空 17
18 エバー航空 7
19 ヴァージン・アトランティック航空 24
20 ビスタラ航空 28

プレミアムエコノミークラスのランキングトップ10

順位 航空会社 前年順位
1 ヴァージン・アトランティック航空 -
2 シンガポール航空 -
3 カンタス航空 -
4 エミレーツ航空 -
5 全日空 -
6 エールフランス -
7 ニュージーランド航空 -
8 ルフトハンザ航空 -
9 ブリティッシュ・エアウェイズ -
10 デルタ航空 -

 

JALは12位、ANAは5位。

どこに注力すると人気が上昇するかわかりにくいですが、1位のヴァージンのwebサイトを見ても、今ひとつわかりにくい。JALの方が分かりやすいのですが、人気の理由は何かがあるのでしょう。

エコノミークラスのランキングトップ10

順位 航空会社 前年順位
1 エミレーツ航空 -
2 カタール航空  -
3 シンガポール航空 -
4 全日空 -
5 日本航空 -
6 カンタス航空 -
7 キャセイ・パシフィック航空 -
8 トルコ航空 -
9 エールフランス -
10 ヴァージン・アトランティック航空 -

 

 

食事は、従来のエコノミークラスを超えた「RED」もあります。

器は仕方がないけど、内容は大変満足感のある内容で、一度食べたら記憶に残ります。

 

しかもスカイワイダーなら、座席配置は2:4:2です。

一般的には、3:3:3が多いなか、2:4:2の方が使い易い。 

JAL SKY WIDER

 

こういうサービスを続けてきたからこそ、乗客の人気投票でランキングが上位になり、今年は遂に1位になったんだと思います。

 

この勢いでエコノミークラスの底上げを続けて欲しい。

でも、座席単価が減るから、無理をしない範囲で。

 

ベスト・エコノミークラス・シート トップ10

座席1位JはJAL。

ヘッドセットは1位とは思えないけど、座席全体で評価しているのでしょう。

確かに、B777-300のシートの場合、腰がしっかりと着座できるし、長時間乗っていても痛くならないし、エンタメやテーブルも使いやすいし。

テーブルでパソコン使っても、傷つけないし、好印象でした。

 

納得の1位。

順位 航空会社 前年順位
1 日本航空 -
2 エミレーツ航空  
3 シンガポール航空 -
4 カタール航空 -
5 全日空 -
6 ヴァージン・アトランティック航空 -
7 カンタス航空 -
8 大韓航空 -
9 デルタ航空 -
10 ガルフ航空 -

ベスト・エコノミークラス・機内食 トップ10

 

JALは食事に注力しているのですが、ANAの方が人気のようです。

世界中の搭乗者の意見を集めた人気投票なので、参考程度とご理解ください。

順位 航空会社 前年順位
1 エミレーツ航空 -
2 シンガポール航空 -
3 カタール航空 -
4 トルコ航空 -
5 全日空 -
6 デルタ航空 -
7 カンタス航空 -
8 タイ航空 -
9 アシアナ航空 -
10 日本航空 -

ベスト・ビジネスクラス トップ20

昨年の10位以内の会社には、カッコ書きで順位を入れています。

カタール航空は不動の1位。トップ3はメンバー不変です。

 

でも、10位圏外からランクインしたのが3社もいます。 

こうしてみると、上位3社は安定するも、ランキングの変動は大きいですね。

でも、そんな中でも上位3社は安定しているという、これも驚くべきことです。

 

これだけ評価が高いということは、固定客も多いはずです。

航空運賃収入も安定しやすく、経営状態も他社よりは良いのでしょう。

 

順位 航空会社 前年順位
1 カタール航空 -
2 シンガポール航空 -
3 全日空 -
4 エミレーツ航空 -
5 エティハド航空 -
6 キャセイ・パシフィック航空 -
7 カンタス航空 -
8 日本航空 -
9 デルタ航空       -
10 ヴァージン・アトランティック航空 -
関連記事

5位のエティハド航空のビジネスクラス搭乗記事はこちら。

タイ航空の搭乗記事はご参考。

最後に

ランキング結果を見て如何でしょうか?

 乗ってみたいと思い直した航空会社があれば、webサイトで早速調べましょう。

 

SKYTRAXによれば、今回のランキングでは100をこえる国の搭乗客から投票を集計した結果と記載があります。

 

このランキングの使い方は、同じ路線でも、航空券の値段が違う理由に納得感を得るためのに使っています。みなさんも是非ご参考にどうぞ!