前回の復路の続きです。
成田へ向かうアブダビ空港でラウンジを使います。
アブダビ空港はエティハド航空のハブ空港なので、いわば本拠地。
深夜便とは言え、SFC特典のラウンジが楽しみです!
眠くても飲む、眠くても食べます!(笑
目次
- 今回の旅程
- アブダビ着は沖止め、少し肌寒い
- SFC会員は乗り継ぎの際も便利な特典がある
-
- ANAとコードシェア便を運行する航空会社に限った特典
- SFCで使えるラウンジは AL REEM Lounge
- ラウンジは小さなスペースだけど豪華(やっぱり本拠地!)
- 勿論、WiFiも完備
- ラウンジは2フロア、1階にはバーもある!
- 機体はB787-9
-
- モニター
- モニター周りの設備はフル装備
- ヘッドフォン
- エンタメは品揃えが弱い
- シート配列は3:3:3
- 座席(膝周りスペースは拳1個強と少なめ)
- 機内食はビリヤニをお勧め!美味しい!
- まとめ
今回の旅程
(往路)
EY871 17:10成田 →00:40アブダビ(12時間30分)
EY651 02:50アブダビ→05:10カイロ (4時間20分)
(復路)
EY654 13:45カイロ →18:55アブダビ(3時間10分)
EY878 22:15アブダビ→12:45成田 (9時間30分)
アブダビ着は沖止め、少し肌寒い
下の写真の通り、降機は沖止めでした。
着陸の時にゲートへ向かわないので不思議に思っていましたが、案の定(笑。
バスへ乗り込むまでの間、外気に触れますが少々寒いですよ!
中東は暑いという先入観を持っているとびっくりします。
砂漠のど真ん中に作られただけあって、日中は暑く、夜は放射冷却のため寒いんです。
ANAの上級会員SFCなら、エコノミークラスであってもラウンジを使えます。
その他にも各種特典があるので、事実上の上級会員見做しのサービスです。
ANAとコードシェア便を運行する航空会社に限った特典
国際線に乗る時の特典が纏められています(リンク先はANA Webサイト)。
(スター アライアンスに加盟していない提携航空会社運航便にご搭乗の際の空港サービス)
この特典があるから、SFCの魅力は尽きません。
SFCで使えるラウンジはAL REEM Lounge
SFC特典で入れるラウンジへの道順を教えてもらった場所にあったのがこちら。
エティハド・プレミアム・ラウンジ!
「素晴らしい!こんなラウンジに入れるのか?」
と内心ワクワクしながら受付へ行くと
「あなたは別のラウンジです。其のラウンジへの行き方は(以下略)」
といった感じで丁寧に応じてくれました。
残念!
豪華な雰囲気のラウンジには入れませんでした。
でも、カイロでは「NH?Super Flyers Club?なんだ?知らない。」
とデタラメな対応をされ、時間をロスしていました。
カイロでの出来事を思えば、ここアブダビは気持ちの良い対応です。
本拠地空港であるためか、スタッフの皆さんもキビキビしていて、また、手慣れています。
快適、快適!
受付がスムーズに進むと、ラウンジに着く前からスッキリした気分で楽しめます。
そんなこんなして辿り着いたのがこちら!
AL REEM LOUNGEです。
このラウンジは、PLAZA PREMIUM LOUNGEが運営しています。
(ラウンジに詳しい方はご存知と思います)
ちなみに、このラウンジはダイナースクラブの会員本人は無料で入場できます。
以下はダイナースクラブ公式ページから抜粋したもの。
標準でプライオリティ・パス並の便利さがあるので、やっぱりダイナースクラブカードは化け物です。
AL REEM LOUNGE
※ご利用は4時間まで、再訪問した場合は追加費用が発生する場合があります
|
ラウンジは小さなスペースだけど豪華(やっぱり本拠地!)
このラウンジは、Plaza Premium Loungeが運営する通常のものとは違って、少し豪華です。
手ブレが激しかったので、モザイク入れずにそのままです。
ラウンジ内のテーブルは下の写真のように2名ずつ座る小さなテーブルが沢山あります。
このテーブルは2階です。
下の写真は、右はチキンテリヤキサラダ。
日本の居酒屋に来た気分になれます(笑。
左は緑の野菜サラダ。ベジタリアン向けなんでしょうか。
右はホワイト・ビーンズ・カリー。
左はArabian Chicken Majboos。
Majboosは、アラビアチキンのカブサ。
ビリヤニとにたペルシア湾岸国の伝統料理だそうです。
下の写真はカブサ。
長粒米にカリースパイスをあえたような、と言いかけましたがビリヤニに近い。
長粒米を美味しいと思える調理法かもしれません。
なんと言っても香りがいい!
下の写真の右はカブサ、左にあるお肉は牛肉の蒸し煮。
カリースパイスと濃いめの甘辛ソースがからまった感じで美味しいですよ。
蒸し煮だけあって、柔らかいのですが、ちょっと水分が飛びすぎていたかも知れません。
本当はもっとフワトロかも知れないとか色々考えながら、食べました。
ラウンジは2フロア、1階にはバーもある!
撮影した写真が消えてしまったけど、ラウンジの1階にバーがあります。
ワインやカクテル等のお酒はバーカウンターでオーダーする仕組みです。
成人か否か判断するためにカウンターでのオーダーにしているのかもしれません。
マティーニをオーダーするときちんとシェイクしてくれます。
ただカクテル飲んでるだけなんですが、何となく豪華な気分になりました!
勿論、WiFiも完備
ラウンジ内では無料WiFiが用意されています。
受付で言えば、今日のパスワードと思われる紙をもらえます。
Can I have password for WiFi ?
これで十分通じます。
B787-9、通称ドリームライナーです。
中距離用機体ながら長距離航路を運行出来る新しい機体です。
成田発の便と同じ機体です。
日本でも見慣れた機種とは言え、比較的新しい快適な機体です。
モニター
11インチ強と思います。
これほどの大きさであれば、エコノミークラスなので大満足です。
よく見ると、モニター右下にはハンガーフックもあるんです。
素晴らしい!
モニター周りの設備はフル装備
真ん中のコントローラーの左側には、USB、そしてヘッドフォン接続。
そして右側にはACコンセントを差し込めるフル装備です。
エコノミークラスでフル装備とは珍しい。
ユニバーサルタイプのACコンセントなので、移動中にパソコンで作業できます。
また、テーブルは、上の写真の通り、二つ折りタイプ。
展開してみると、見た目以上に剛性があるので、ノートパソコンを乗せて作業しても、歪まないので安心です。
ヘッドフォン
カイロからアブダビへ向かった時と同じヘッドフォンですが、接続端子が違います。
エコノミークラスとしては上々です。
オーバーヘッド型で、耳を包むようにしようという考えが伝わります。
JALのエコノミークラスのヘッドフォンと比べたら、コストの掛け方は似ているけれど、体験する印象は別物レベルです(JALのヘッドフォンは何とかして欲しい!)。
JALエコノミークラスはヘッドフォンが課題、あとは申し分無し!
201812(2) JAL羽田発ニューヨーク行きエコノミークラス(HND-JFK、B777-300)のレビュー 〜エア吉野家、RED-U35等食事が素晴らしい〜
エンタメは品揃えが弱い
スパイダーマンなど見たいタイトルは往路で見たので、残った唯一の映画を楽しみました。
エティハド航空さん、往路だけで見尽くすことの無いように、もう少し、タイトルの幅を広げて欲しいと思った次第です。
この便では、木村拓哉と長澤まさみが共演する「マスカレードホテル」を観ました。
面白いですよ。
調べてみると、原作は東野圭吾。そりゃあ、面白いはずです。
座席レイアウトは3:3:3
カイロ→アブダビ間と違い、長距離なので3:3:3。
座席幅に少し余裕があるレイアウトです。
とは言え、日本人にとっては余裕があるという程度。
私の右の人は自分の左足を私の方へ押し出してくるので、ブロックしてあげました。
10分位すると自分の幅に納まってくれました(笑。
座席(膝周りスペースは拳1個強と少なめ)
身長約180cmの私からすると狭めです。
拳は1個強、1.3個程度でしょうか。
多くの日本人には、十分かも知れませんが、大柄な外国人には狭いと思います。
男性の場合は、足が外側へ広がってしまい、隣席の人には不快感が出るでしょう。
機内食はビリヤニをお勧め!美味しい!
オムレツの中にあるチキンライスのように見えますが、エビとご飯です。
なぜかパンもついてきます。
過度に膨張させたスカスカパンではなく、美味しいパンなので嬉しいことですが、炭水化物祭りになっていないか?(笑。
長粒米を何度も食べていますが、冷めなければ長粒米も美味しいんです。
マレーシアのチャーハンもそうでしたが、熱々を食べる、これにつきます。
下の写真は2階目の食事です。
日本のカレーライスに極めて似ている食事です。
左上から右へ、パン、お菓子、水、
左下は、ビスケット、そしてカレーライスです。
ちょっと辛味が足りなかったかと言った程度ですが、美味しくいただきました!
エティハド航空初搭乗。
往路の成田-アブダビ間をビジネスクラスにしただけで、とっても快適でした。
また、サービスも充実して、楽しい体験となりました。
ビジネスクラスって、こんなに極楽なんだーと痛感した旅行でした。
エジプトは独特の雰囲気があって、印象深いですね。
とは言っても、個人旅行をすると危険な地域もあるので、ツアー旅行(リンクはHIS)を安全配慮の点でお勧めします。
航空会社もアジアや太平洋航路とは違う豪華さと機内食を楽しめるので、気分転換にはもってこいです。
四日間あれば何とか行ける異空間です。
皆さんも休暇さえ取れたら是非エジプトへ!