作成日:2019/10/06
更新日:2020/02/01
FIAから、2020年のF1レース日程が発表されました。
2020年は、過去最多の22レースが開催されます。
2020年のF1レーススケジュールを発表(過去最高の22レース)
2020年のレース日程は、3月13-15日オーストラリアGPから始まり、日本の鈴鹿サーキットは10月9-11日、そして最終レースは11月27-29日。
3月から始まる8ヶ月の間に22レースを行うという、結構過密なスケジュールなんですよ。
今回、ドイツGPが無くなり、変わってベトナムGP(ハノイ)とオランダGPが新たに始まります。
アジアは日本の鈴鹿、中国の上海、ベトナムのハノイ、そしてシンガポール。
アジアで4レースもあるなら、ひとつくらいは見てみたいですね。
レース前後も楽しめる鈴鹿やハノイ、シンガポール での観戦が楽しそうです。
ちなみに、公道サーキットとなるのは、4つ。
ハノイ、モナコ、バクー、シンガポールです。
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ハノイ・ストリート・サーキット
下の地図中央部右上にあるロータリーのような円がありますね。
そこから、右下に伸びているのが長いストレートです。
しかも、このストレートは、1km弱はあろうかという長さ。
ずっと右下へ進んだ先で折り返しというコースです。
ということで、延べ2km弱はあろうかという長いストレートがあります。
観客席に轟く爆音とマシンのスピードは、見応えも聞き応えも十分!
楽しみです。
レース日程は、2020年4月3-5日。
決勝レースは、勿論5日です!
サーキットの承認を条件としているので、最後にちゃぶ台返しの可能性はありますが、世界最高峰、最速のレースなので、ベトナムも国の威信をかけて整備してくれることでしょう。
国の経済発展の進捗を考えると、ストリートとはいえサーキットを整えるよりも、社会インフラを整える方が先決という意見もあろうかと思いますが、ストリートです。シンガポールと同じなので、道路整備は日常生活に役立ちますし、一年に一度は観光需要も刺激するということで、投資回収が早まるという判断をしたのかも知れません。
この方法が成功すれば、成長途上の国を支援するベストプラクティスになるかも知れないですね。
あとは、観客で満員になることを祈るだけです。
Formula 1 公式Youtubeが公道コースを解説します
Vietnam Street Circuitを見る、と題した公式動画です。
現在の公道をどのようにコースとするかをトゥクトゥクに乗ったレポーターが解説します。
2018年のロケ地とはいえ、公道は広く、確かにコースに使えそうです。
片側6車線あるので道幅は15メートル!
日本の一般的な行動とは違う幹線道路を使ったコースです。
いやはや、楽しみですね。
気になるチケットの現地価格は
現地ベトナムでは、地場のコングロマリット「Vingroup(VIC)」傘下のコンビニチェーン「ビンマート・プラス(VinMart+)」で、F1ハノイグランプリの前売り券の販売を始めたようです。
上の画像からF1チケットのページへ行けますが、このリンクからも行けます。
赤い画面の右上にQRコードらしきものがあありますが、日本のそれとは様子が違います。
念の為、iPhoneのカメラで写してみたら、リンク先が出てきました。
QRコードにも色々あるのですね。
さて、入場券ですが、一般、グランドスタンド、VIPの3種類。
気になるチケットの価格は、日本のチケット価格と比べたら安い。
でも、現地の価値で考えたら、随分と高いですね。
(一般)
1日券が70万VND(約3300円)、3日間通し券が175万VND(約8300円)
(グランドスタンド)
1日券が363万6000VND(約1万7200円)、3日間通し券が909万VND(約4万3000円)。
迫力満点のスタートとゴールを間近で観戦できるプレミアムチケットです。
(VIP)
値段は公表されていません。
一説には45万円とも言われますが、詳報が出ていません。
日本からの観戦ツアーの募集状況は
ハノイF1観戦の場合、ホテルとサーキットの往復移動手段が課題です。
地下鉄やバスなど公共交通機関が発達している日本とは違うので、ツアー参加が便利です。当日移動時の交通渋滞の程度を読めないので個人手配はおすすめ出来ません。
エイチ・アイ・エスは2020年のF1カレンダーに合わせて、発売中或いは企画中のF1ツアーが掲載されているので、エイチ・アイ・エスをベースに紹介します。
日本ハノイ F1ツアーが出た
2020年に入ると、ハノイF1観戦ツアーを航空券共々予約できるツアーが出ています。
エイチ・アイ・エスで2020年のハノイ F1ツアーページによると東京発、関西/中部/福岡発。
金額はどちらも同じ、123,000円〜138,000円。
普段なら自分で現地交通を手配すれば良いのですが、現地交通機関が整っているとは言えないので、日本からのツアー、或いは現地オプショナルツアーが良いと思います。
ホテルからサーキットへの移動手段が確保できずに、遅れることは容易に想像できるので、ベトナムならツアーの方が安心出来ます。
観戦チケットはどんな席?
ツアーに含まれるチケットは General Admission 。
基本観戦チケットとも言いますが、スタンドに入れないので、席なしの入場券なので、立ち見で移動しながら楽しむと言ったもの。
そういう楽しみ方では無く、スタートとゴールの瞬間をみたいとか、あのコーナーを見たいと言った希望がある人は、追加料金が必要になるという仕組みです。
この仕組み自体はハノイだけではないので、そんなもんだと思ってください。
ちなみに、エイチアイエスのページによれば、各スタンドのチケットは以下の通り、25,000円から43,000円。人気のスターティンググリッドは決勝レースを含む二日間でも38,000円、同じく三日間なら43,000円といった具合です。
エイチ・アイ・エスの現地店がツアー募集開始!
航空券とホテルを手配したけど、F1観戦チケット手配は未だという人は、現地ツアーで何とか観戦できそうです。
探していたらありました。
エイチ・アイ・エスベトナム支店です。
素晴らしい!
通常、F1レースは、現地のタクシーやバスも全て予約されて空席がないことが多いもの。
そういう時は、現地オプションツアーの一般募集へ申し込むのが一番です。
エイチ・アイ・エスのベトナム支店が、F1ベトナムグランプリ!チケット予約を始めています。
観戦チケットと往復送迎付きの現地ツアーなので、これが一番の解決策と思います。
グランドスタンドの土日2日間チケットなら、507万、740万VND、982万VND。
日本円にするには大凡1/200なので、日本円で25千円〜49千円/人。
往復送迎付きなら便利です。
最もお勧めの席は、プレミアムグランドスタンド982万VNDです。
安くはありませんが、スタート前の緊張感、スタート瞬間の爆音を聞けることは魅力。
更に、珍しい公道レース、且つ、初回開催のレースなので、納得プライスでしょう。
コース周辺のホテルでも爆音くらいは聞けそう
地図をよく見ると、インターコンチネンタル・ハノイなら、レースコースから2kmの距離です。
上層階の部屋から双眼鏡で眺めることができるかも知れません。
もっと近いのは、JWマリオット・ハノイ(リンクはエクスペディア)。
直線距離で2kmを切るところもありそうですが、せっかく海外旅行で行くならコース沿いで観戦したいですよね。エクスペディアで見つからなければ、マリオット公式Webもチェックしてみてください。空いている可能性があります。
ちょっと離れるけど、シェラトン・ハノイ・ホテルも選択肢に入ると思います。
お値段がこなれているのに、室内やサービスは標準ホテルより良いので快適です。
こちらもマリオット公式Webでは空いている可能性があります。
ツアー募集が既に始まっているので、個人手配で行く人は、空室があれば速攻で申し込むのが現時点でのベストです。
エイチ・アイ・エスは嫌だという人はJTB!
JTBのF1ページはこちらへ都度最新募集状況が更新されます。
※:2020年2月現在のJTB Webをみると、企画しないように見えます。
観戦時にあった方が良いもの
倍率8倍程度の双眼鏡はあった方が便利。
目前を通過する直前に見えても、間に合わないくらいF1マシンは速いです。
遠方にいる時に双眼鏡で確認しておけば、しっかりと肉眼で目にすることが出来ます。
観戦したレースをもう一度見たい場合はネットが便利
私だけかも知れませんが、実地で観戦したレースや試合を、もう一度見ますよね?(笑)
現地で観戦すると、見える範囲が限られるので、テレビ中継でもう一度ゆっくり見たいと思う方です。
テレビはライブ中継がほとんどなので、録画しておけば良い。
でも、F1のように地上波で放送されていない場合もあります。
DAZN(ダゾーン) ならテレビ、パソコン、スマホでも視聴出来るのが便利です。
一ヶ月は無料お試しなので、カメラアングルが好みでなければ解約しても良いですね。
ストリート・サーキットのシンガポールのダイジェスト動画
F1公式サイトでダイジェスト動画を用意してくれています。
ストレートの長さに限界があるシンガポールGPですが、それでも至近距離で観戦出来るのは嬉しい。
一度で良いから、鈴鹿のようなサーキットコース、そして、ストリートコースのF1を観戦したい!
ハノイへ来たら普通に観光も組み合わせると楽しい!
ハノイに来たらハロン湾クルーズに行きましょう!
サーキットだけ行って帰国なんて、勿体無い。
せめてハロン湾に行きましょう!
見応えある自然遺産です。
ハロン湾クルーズのレビューは後段の関連記事をご参照ください。
本当に綺麗ですよー!
ハノイ観光記事の一覧は、下段にある青いボタンからどうぞ。
シェラトン・ハノイ・ホテルの記事もあります。