外に出るなら男女不問で日焼け止めが必要な時代へ

WHO UV INDEX
WHO UV INDEX

作成日:2019/09/28

更新日:2020/05/14

2020/12/19

日本の紫外線は南の国より弱いと思っていたら、とんでもない。

南の国よりは僅かに弱いだけで、肌への影響は強く、男女不問で日焼け止めは必要です。南方への海外旅行時に限らず、国内でも紫外線対策が必要とご理解ください。

 

肌への悪影響度を指数化して公表しているのがWHO。 

そのWHOが定期的に発表しているものに、UVインデックスがあります。

UV指数、或いは紫外線指数と呼ばれ、紫外線の強さを指数化しています。

 

これによれば、日本では春から秋に紫外線対策が必要です。

勿論、日本よりも紫外線の強い南方へ行く場合も紫外線対策が必要だと分かります。

 

特に、シンガポールのように赤道に近い国は、下段の表の通り、UVインデックスがすごく高いことがわかります。 

UVインデックスの読み方(UV指数)

紫外線指数は、iPhoneの天気アプリで確認出来る
紫外線指数は、iPhoneの天気アプリで確認出来る

iPhoneの天気アプリなら簡単。

画面を横にすると、UVインデックス(UV指数)を確認出来ます。

 

紫外線指数(UV指数)だけでなく、天気予報や気温、湿度もわかるんです。

 

上の画像では UV指数は6。

ということで、紫外線ケアをした方が良い紫外線強度と分かります。

 

以下は、WHO資料をそのまま直訳したものです。

先ずは、UVインデックスの数値による対策は以下のようにご理解ください。

  

UVインデックスはどんな対策を推奨しているか

UVインデックスが3以上になると、何らかの対策を勧めています。

更に、指数が8以上になると、徹底した対策を求めています。

 

1〜2:安心して外出できます。
3〜7:日中は日陰を探して行動しましょう。日焼け止めクリームを塗り、帽子を被りましょう。
8〜11超:日中の外出は避けましょう。日陰を探して移動、シャツを着用、日焼け止めクリームを塗り、帽子は必須。

 

UVインデックスとは

UVインデックスの意味は分かったけど、それでも今ひとつピンとこないですよね。

 

例えば、指数が11の地域は、10の地域の110%の紫外線量という意味ではありません。

結論から言えば、皮膚への影響度を段階的にシンプルに表現した指数です。

 

環境省発行「紫外線環境保健マニュアル2015」によると、

  • UVインデックスは、紫外線の人体への影響度合いに関する指標。
  • 紫外線は三種類の波長があって一般の人には分かりにくい。
  • 従い、人間の皮膚に対する影響度が異なるので、影響の大小を考慮して指数化したもの。

ということです。

また、波長で異なる影響は以下をご覧ください。 

  • UV-C:大気層(オゾンなど)で吸収され、地表には到達しない。
  • UV-B:殆どは大気層(オゾン等)で吸収されるが一部は地表へ到達し、皮膚や眼に有害。日焼けを起こしたり、皮膚がんの原因となる。
  • UV-A:UV-Bほど有害ではないが、長時間浴びた場合の健康影響が懸念されている。 

ということで、皮膚への悪影響を「紅斑紫外線強度」と呼び、以下の計算式で数値化したものがUVインデックス。

 

はあー長かった。

でも、自分で調べたので納得感も出ました。

  • UVインデックス = CIE 紅斑紫外線強度(mW/m²)/ 2 5
  • ※ CIE 紅斑紫外線強度とは、国際照明委員会(Commission Internationale de l'Eclairage)が波長ごとの人の皮膚に対する影響を考慮し、重み付けをして足しあわせたもの。

結論から言えば、3以上の地域へ旅行する時は、日焼け止めの準備が必要と理解して間違いありません。

主な都市の紫外線指数

WHOが発表した、主要都市のUVインデックスです。

日本と、日本人旅行者が観光で行く中でUVインデックスが高いところを黄色で着色しています。

 

オーストラリア、シンガポール、タイといったところです。

 

ロスアンジェルスもUVインデックスが高めですが、日本と同じ4−8月の夏季のみ。

砂漠に造った巨大都市とはいえ、紫外線の強さは期間限定でした。

 

UVインデックスの月別推移表(出所:WHO)

北半球は4〜9月に高く、南半球はその逆に動きます。

こうして見ると、日本は四季があるので、UVインデックスの変動幅が大きいことが分かります。

 

国(都市) 緯度 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
Argentine (Buenos Aires) 35°S  9 9 7 4 3 2 2 4 5 7 9 10
Australia (Darwin) 13°S 12 13 12 10 8 8 8 10 11 13 12 12
Australia (Melbourne) 37°S 8 8 6 4 2 2 2 3 5 6 8 9
Australia (Sydney) 34°S 9 9 7 5 3 2 3 4 6 7 9 10
Brazil (Rio de Janeiro) 23°S 12 11 9 7 5 5 5 7 9 10 12 12
Canada (Vancouver) 49°N 1 1 3 4 6 7 7 6 4 2 1 1
Cuba (Havana) 23°N 6 8 9 10 10 11 12 11 10 8 6 5
Falkland-Islands (Port Stanley) 58°S 5 4 2 1 0 0 0 1 2 3 5 5
France (Paris) 49°N 1 1 3 4 6 7 7 6 4 2 1 0
Germany (Berlin) 52°N 1 1 2 4 5 7 7 5 3 1 1 0
Greece (Iraklion) 35°N 3 4 5 8 9 9 10 9 7 4 3 2
Japan (TokYo) 36°N 2 4 5 8 9 9 10 9 7 4 2 2
Kenya (Nairobi) 1°S 12 13 13 12 11 10 11 11 12 12 12 11
Madagascar (Tananarive) 19°S 12 12 11 9 7 6 6 8 11 11 12 12
Mozambique (Maputo) 26°S 11 11 9 7 5 4 4 6 8 10 11 11
Mongolia (Ulan Bator) 48°N 1 2 3 5 6 7 8 6 4 2 1 1
New Zealand (Wellington) 42°S 7 7 5 3 1 1 1 2 4 6 7 8
Panama (Panama) 9°N 9 11 12 12 11 11 12 12 12 11 9 9
Russia (St Petersburg) 60°N 0 0 1 3 4 5 5 4 2 1 0 0
Singapore (Singapore) 1°N 11 12 13 13 11 11 11 11 12 12 11 10
South Africa (Cape Town) 34°S 9 9 7 5 3 2 3 4 6 7 9 10
Spain (Palma de Mallorca) 39°N 2 3 4 6 8 9 9 8 6 4 2 1
Sri Lanka (Colombo) 13°N 8 10 12 12 11 11 12 12 12 10 8 8
Thailand (Bangkok) 14°N 8 10 12 12 11 12 12 12 11 10 8 8
USA (Los Angeles) 34°N 3 4 6 8 9 10 10 9 7 5 3 2
USA (New York) 41°N 2 3 4 6 7 8 9 8 6 3 2 1
Vietnam (Hanoi) 21°N 6 8 10 11 11 11 12 12 10 8 6 6

日本のUVインデックス

先ずは日本のインデックスを見てみましょう。

 

最低2から最高10と上下の幅が広い。

外線対策必須となる指数8以上の月は、

4月(8)、5月(9)、6月(9)、7月(10)、8月(9)

 

となります。

テレビや雑誌で、日本は5月の紫外線は侮れないと報道されている通りですね。

WHOによれば、冬を除き通年で紫外線対策が必要ということです。

 

シンガポールのUVインデックス

日本とは真逆ですが、UVインデックス自体は高く推移します。

 

最低10から最高13。

最高指数は3月(13)、最低指数は8月(12)、10月(12)。

 

最低指数が10なので、通年で日焼け止めクリームが必要な地域です。

海外旅行や出張を考える人は、日焼け止めクリームの携帯必須ですよ。

うっかり数時間太陽光を浴びると、日本人なら火傷に近い症状になるのでご注意!

 

タイのUVインデックス

11月、12月、1月のUVインデックスが8。

それ以外は安定して10を超えます!

 

最低8から最高12。

最高指数は3月、4月、6月、7月、8月は(12)、最低指数は12月と1月の(8)。

 

最低のUVインデックスは年末年始の8。

「8」ということは、通年ベースで日焼け止めが必要です。

日焼け止めクリームにも男性用がある

屋外なら、PA++以上、SPF  30以上。

屋内なら、PA+、SPF 20でも十分。

これが専門家やメーカーから示される基準値。

 

それを頭に入れた上で調べましょう。

まずは、UVカットとスキンケアに関する、アマゾン販売ランキングです。

既存製品のランキングや、新商品も紹介されているので、どんな製品が支持されているかわかるので便利です。

 

でも、売れているから自分の用途に合うとは限りません。

PAやSPFの値で用途に合わせて選んで買いましょう。

 

女性用日焼け止めクリームなら

アマゾンのランキングを見ると、花王やラロッシュ等ありますが、カネボウのアリィーの使い勝手が良いですね。ミルク質なのに耐水、耐摩擦で落ちにくく、ゴルフなら汗を拭くときに叩くようにすれば終日効果が持続します。

 

落ちにくく、効果長持ち、目が痛くならない点が嬉しい!

試すとわかりますが、外国の高級ブランド品よりしっかり効いて、しかも流れ落ちにくいんです。

by カエレバ

男性用日焼け止めなら選択肢はたくさんある

アマゾンで男性用として検索すると出てきたのがビオレ (ビオレUV アクアリッチ ウォータリージェル 155ml )ですがお勧めしません。流れ落ちるので目が痛くなります。

 

特に運動時の汗は汗腺にある皮脂と共に出るので、脂汗に強く、水にも強く、更に男性固有なのか石鹸で落ちる便利さを訴求しています。

 

目が痛くならないアリィーエクストラUVはおすすめ

ゴルフ場や海外旅行での体験談ですがアリィーエクストラUVがおすすめ。

 

擦れても落ちにくい、汗と共に流れ落ちにくいことを優先すると、女性用と同じアリィーエクストラUVがおすすめです。日焼け止め特有の化粧品のような匂いがないのもいい。

 

朝に塗ったクリームは夕方まで持つので便利。

しかも、クリーム落としはボディソープで十分という使いやすさも魅力。

 

アリィーエクストラ製品の一択と思っていたこの市場へ、新しいメンズスキンケアを考えたブランド製品が参入。それがBULK HOMME(バルクオム公式Web)です。

 

男性向け屋外レジャー用日焼け止めにバルクオム

BULK HOMME(バルクオム公式Web)の製品が出ました。

屋外レジャー用に使えるUVカット性能なのに、白浮きしにくい。

尚且つ、石鹸で落ちる手軽さが魅力の製品です。

さらに日本国内製造なので安心感があります。

 

下の写真は、BULK HOMME THE SUNSCREEN 日焼け止め SPF40  PA+++。

SPFとかPAの意味は以下をご参照ください。

以下の通り、指標によれば屋外の炎天下で使える製品ということです。

  • PA+++はUVA(有害紫外線A波)の指数で++以内は通常の屋外、+++以上は炎天下の屋外とか、日差しの強い屋外向けを示します。
  • SPF40はUVB(有害紫外線B波)の指数で40は屋外とか炎天下の指数。

 

男性ならではの皮脂と汚れを落とし、必要な水分を残す洗顔料と合わせて使うと良いです。BULK HOMME公式Webなら初回限定で6,160円→990円というお試しプライスもあるので肌に合うか試し易い。

 

ちなみに、航空会社のマイルを貯めるならJAL公式ショッピングサイト。ここで購入すると JALのマイルがたまる・つかえるの特典があるので、コツコツマイルを貯めるにはうってつけです。‎

女性に限らず、男性も日焼け止めクリームを塗ろう

日本なら5月から9月まではクリームを塗りましょう。

海外は南方の国へ旅行するなら必須です。

 

紫外線はとても弱いものを浴びても、体への影響は軽微です。

でも、一時的でも強い紫外線を浴びると、体に影響が出ます。

 

例えば、1kgのダンベルを100回持ち上げても怪我しません。

でも、100kgのダンベルを1回持ち上げると、体への負担はキツイですよね。

 

強い紫外線を浴びるということは、上と同じことです。

強い紫外線を浴びることを予めわかっている場合は紫外線対策をしましょう。

 

今は、ネットや店頭に女性用はもちろん、男性用も販売されています。

 

簡単に手に入るので、後で後悔しないように抜かり無く準備をしましょう。

 

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