山田屋まんじゅう（原料に小細工の無い逸品）

これぞ本物の材料だけで作られた、本物のお饅頭。

それが愛媛県にある山田屋まんじゅう。

原材料名は、小豆、砂糖（白双糖、上白糖）、小麦粉のみ。

信じられますか？

今時の饅頭は、普通に怪しい添加物が入っています。

ところが、何も入っていない饅頭があるんですよ。

つまり、食品だけで作られた食品です。

当たり前のことをしている饅頭があったんですねー。

驚きです。

英語にすると Non-additive 。

この事実がどれだけ凄いか確認したい人は、他の食品の原材料表示を見てみよう(*)。

普通なら、しっとり感を維持するために頻繁にあるのはトレハロース。

他にも入っていますが、山田屋さんは砂糖のみ。

これは珍しいことです。

よほど加工技術に自信があると見た。

ということで食べてみました。

結論から言えば、超おすすめです！

こし餡ならではのしっとり感と滑らかさを味わえます。

具体的な個別商品名は挙げませんが、買う前にチェックしよう

(*)例えばお湯で溶かすコーンポタージュは添加物の塊です。

原材料表示は、使用量の多い順に表示します。

コーンポタージュなのに、最初にトウモロコシでは無い原料が表示される製品もありますよ。

原材料表示は要チェックです！

神戸を中心に展開する高級スーパーマーケットのいかりスーパーマーケット。

ここで販売する商品は、独自性があったり、本物だったり、味覚体験の質の高さで定評があります。

当然ながら、一般の市販品より少し高い。

でも、その値段の高さを超える美味しい商品が多いのです。

まあ、物によっては驚くほど高いけど、しっかりとした理由があるので、POPの説明を見たら納得するはずです。

沢山売れる商品ではないし、作っている方も沢山売るつもりはない商品が多いので、薄利多売の商品はないと思って間違いありません。

でも、それだけ拘った商品が多いので、スーパーマーケットなのにギフト用に十分通じるのが、いかりクオリティ！

一個108円。

三個入りで324円程度でしたが、この小さい饅頭がこのお値段？！

と疑問に思いました。

でも、いかりスーパーなので食べたら納得する商品のはずです。

店舗のブランドを信用して、試しに買ってみました。

開封すると、さらに不織布のようなもので包まれた可愛いお饅頭が現れます。

家紋と思しきものが出てきて、なんとなくワクワクします。

半分に割ったのが下の写真です。

こし餡をそのまま丸めたようなお饅頭ですが、外側にうっすらとした皮があります。

口に含むと、超薄皮ならではの、しっとりした食感、なめらかなこし餡、この２つを感じるはずです。

時間が経つと、ホロホロと溶けてくれます。

いやー、こんなお饅頭初めてです！

本当は一口で食べられる饅頭なんですが、大事に味わいたいので２つに割って食べています（笑。

砂糖は白ザラ糖、上白糖の２種類。

山田屋さんの説明は以下の通り。

• 今となっては、本当に手間のかかる昔ながらの秘伝の製法を惜しみなくつぎ込みました。
• 透き通るような皮に包まれたまんじゅうは、その絶妙の喉ごしと上品な甘さでお客様に愛され、また、大切な方への贈答品としてお使いいただいてまいりました。

わかります。

こんな柔らかなこし餡を饅頭に仕上げるなんて、難しく手間のかかることだと思います。

しかも、甘みは強すぎません。

現代の人にも美味しく楽しんでもらえる珍しいこし餡饅頭です。

これ、全国どの地域にもギフト用で通用すると思うのでおすすめです。

是非お試しあれ！

小豆の美味しさが認知されているのか、しることの詰合せも販売中。

こし餡がなめらかなので、夏は冷たくしても美味しいよー！