「ハレの日」ってありますよね。
晴れ舞台とか、晴れ着と言って、ハレはお酒を飲んで祝うなどして特別な日であることを意味します。
天皇皇后両陛下の即位を祝う、何かおめでたいことがある、でも十分です。
そんなハレの日に、どんなお酒を用意するか、悩んでしまうことはありますよね?
そういう時に買っておいて間違いが無いお酒を紹介します。
選びやすいワインはいかが?
酒といっても種類がたくさんあります。
ワインが思いつくけど、それとて、赤ワインや白ワインなどあって銘柄もあげたらキリがない。
日本酒や焼酎も同じ。
醸造する地方や年度によって味が違うし、醸造を手がける職人が変わっても味が変わるもの。
そんな時に便利な選択肢はシャンパンやワイン。
日本の公の場では、日本酒やビールでの乾杯のほか、結婚式によくあるようにシャンパンで乾杯を行うケースも増えています。
でも、予算を考えると、べらぼうに高いものは使えません。
ということで予算別に、華のあるワインをいくつか選んでみました。
晴れの日用のスパークリングワイン
ノーベル賞受賞者を招いていの晩餐会で使用されるシャンパンがテタンジェ。
祝いの場、ハレ舞台といって間違いありません。
そのテタンジェは10万円以上もする銘品もありますが、一万円未満のものもあります。
年末の家族でのクリスマスなら、これほど高いものはいらない。
でも、記念日のようなイベントがあれば、ご馳走に見合うお酒をグラス一杯くらいは味わいたいもの。
そんな時に使えそうなものを選んで見ました。
一万円のスパークリングワイン
まずは一本目。
テタンジェ ノクターンです。贈答品としても通用します。
熟した果実のような濃厚な甘い香りを楽しめます。
シロップ漬けの果物のような、という表現もありますが、くどくない程度に甘みがあって飲みやすい。
続いて2本目。
TAブリュットです。これも贈答品として文句なし。
これもテタンジェです。白桃のような素敵な香りがするんですよ。
喉越し後は、口中がスッキリする不思議は、このブランドならではかもしれません。
ノクターンよりは、スッキリ辛口といって良いですが、少し辛口といったところ。
私はTAの方が好き。
数千円クラスのスパークリングワイン(1)
続いてこちら!
イタリア ロンバルディア ミラベッラ フランチャコルタ サテン 750ml。
これも贈答用に使えます。
シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵でつくられたイタリア最高峰のスパークリングワイン。
シャルドネ100%。
蜂蜜やヴァニラのような香りがあり、シャープさと長い余韻が特徴。
喉ごし後の香り、余韻をしっかり味わえるのにお値段は割安。おすすめです。
数千円クラスのスパークリングワイン(2)
ドラピエ シャンパーニュ カルト ドール ブリュット。
このワインまでは贈答用にも使えます。
アシアナ航空のビジネスクラスで供されています。
メインディッシュに負けない、珍しいスパークリングワインです。
詳しくはこちらの搭乗レビューをご覧ください。
数千円で飲める白ワインなのに香りはワンクラス上
シャトー レ ロジエ。
このワインは贈答用ではなく、身内で飲むのが良いでしょう。
2千円くらいのお値段なのに香りが良いのでお値段以上に楽しめます。
名前がややキザな感じです。ロジエはバラの意味です。
白ワインですがバラという名前だけあって芳香さを売りにした銘柄。
帰国後、日本で飲んだ感想は、確かに香りが素敵なんですよ。
バラではありませんが、少し辛めと甘めの香りが混在しているので、口元に近づけただけで十分楽しい。
飲むともっと楽しいワインです。
詳しくはこちらの搭乗レビューをご覧ください。
数千円で飲めるバローロ風ワイン
続いては掘り出し物です。
ボディ感がBarolo,Barbarescoに似ているけどお値段は2千円くらいで買えます。
家で普通に飲める値段のワインなのに、バローロの果実感とボディ感を味わえるんです。
一時期、はまったように好んで飲んでいた。
常温で開栓して10分ほど我慢。
すると良い香りと味を堪能できるので、是非10分は我慢を!
参考記事:バローロ風のお手頃フルボディワイン
3本で数千円のスパークリングワインもある
前出の銘柄より、香りは落ちるものの瓶内2次発酵で完成させた真面目な製品もあります。
フランス産では無いのでシャンパンとは呼べませんが、スペイン産のスパークリングワインです。
辛口なので好みに合えば、値段相応ですが十二分に楽しめます。
甘みが強いけど、甘いだけではありません。
お安いのに価格以上の味覚体験があります。
ワインの種類はたくさんあるので、これ以外にもお勧めはあるでしょう。
でも、私の飲んだ限りでは、味は値段に比例します。