帰国の際のシャトルバスの手配と、カンタス航空のエコノミーシートをレビュー。
・シドニーの物価は高く、タクシーも同様なので乗り合いのシャトルバスがお勧め。
・カンタス航空のエコノミーは米国系より遥かに良かった。
詳しくは下段でご紹介します。
空港への移動はタクシーよりシャトルバスがお勧め
空港へのシャトルバスを予約しておくと良いでしょう。
上の写真のように、スーツケースを牽引車に乗せた相乗りシャトルバスに乗ると安くて便利ですよ。
タクシーで8千円以上かかるところを、2人で3千円くらいで行けると思います。
シャトルバスの予約先は、カンタス航空のweb上で紹介されていたViator社。
どうしても予約を取れない場合は、ホテルのコンシェルジェにタクシー手配をお願いするか、自分でUberを手配しましょう。スマホのアプリで依頼出来ます。
Uberの場合は、車種によって値段も違います。
カローラクラスのコンパクトカーならスーツケースを数個積んで満載ですが安い。
人数が多い場合は、レガシーのようなワゴン車、或いは、ランドクルーザーのような大型車にお願いしましょう。
高くなりますが荷物を沢山詰めますよ。
上の写真はシドニー 空港の免税店エリアに入ってすぐの離陸案内ボードです。
これだけ画面が大きいと一覧できるので便利ですね。
レストランも売店も色々ありますので、見てるだけで楽しめると思います。
旅の最中にオージービーフのハンバーガー等を食べ忘れていたら、空港のレストランにもあるので、食べておきましょう。
カンタス航空のエコノミークラス
シートのレビュー
ヘッドレストがあるリクライニングシートが、横に2:4:2で配置されています。
特筆すべきは、シートピッチが84cmと広めなこと。
海外の航空会社だから、シートは大きいかというと、そうでもありませんよ。
オーストラリアの人の体格から想像すると大丈夫?と心配になりますが、皆さんスッポリと座ってます。
例えば、ユナイテッド航空のようにシートピッチ78cmという会社もあります。
前後78cmという間隔こそ心配になりますが、大柄な人向けに郵送サービスがあります。
シートピッチを広くするには、100ドルほど支払ってエコノミープラス席にすると、86cmになります。
86cmのシートへプラス1万円ですよ!
ユナイテッドでエコノミー席を買う場合は、しっかり安く買わないと後悔しますよね。
ということで、カンタス航空の84cmに感謝(因みにANAは86cm!)。
こういう他社の事例を見ると、ユナイテッド航空の座席に関する評価が低いことは当然のこと。
でも、評価が低いのは座席だけではありません。
食事、ドリンク、乗務員のホスピタリティの全てにおいて標準に足りないと思います。
機内エンタメのレビュー
スクリーンは10.4インチ、約26cm。
10インチもあるので、もはや大型スクリーンといっても良いサイズです。
映画を見ていて楽しかったし、フライト情報も見やすく快適です。
映画は日本語吹き替えもあるタイトルは少ないもので、最新作か、以前の大ヒット作に限られますが、意外に数は多く、5-6タイトルはありました。
スクリーン左下の白いコードはUSBポートでして、iPhoneを充電してます。
機内食のレビュー
離陸して間も無く出てきました。
食事は、ビスケット、チキン、デザート、赤ワインと言ったところ。
食事はエコノミークラスにしては美味しい部類です。
エコノミークラスのコストカットの定番、ショートパスタが出て来なかったのは好印象。
アルデンテから程遠く、なんとも歯切れの悪い食感のパスタは避けたかったので嬉しい。
エコノミークラスでしたが、ミニボトルで赤ワインを飲めました。
このくらい頂ければ満足です。
鶏肉のグリルをトマトソースで合え、彩り野菜を添えたもの。
油っぽくなくて、サッパリと食べられます。
右下に見えるマヨネーズみたいなものは、チーズを含んだディップ。
このディップがすごく美味しかった。
サラダ油ではなく、チーズをたっぷり含んでいるのか香りも濃厚です。
冷たいチキンサラダのようでしたが、見た目以上に美味しいですよ。
ほうれん草とトマトを使ったグラタンみたいなもの。
ちょっと焦げていますが、まずまず。
目を閉じて食べると諦めもつきますが、見た目はひどい。
鶏肉のメニューは大変美味しくできているだけに残念。
まとめ
色々書きましたが、気になる点は食事くらい。
シートピッチは広めですし、カンタス航空のエコノミーは納得感が高いと思います。
特に、ユナイテッド航空と比べると、雲泥の差です。
そうはいっても上には上がいるもので、ANAのエコノミーは86cm。
ANAと比べると2cm短いんですよ。
もし、ANAの自社便が出来たら次はANA便で行ってみたい。