今回のシドニー観光で最高値のお店がこちら!
店内の装飾、料理、ワインといい大変ゴージャスな気分に浸れるので、お勧めします。
赤身肉のステーキをお口いっぱいに頬張りたい時にくるお店です。
赤身ですよ、赤身!
赤身といっても熟成肉なので、とっても柔らかいし、旨味も溢れます。
霜降り牛肉は二切れ食べたら十分ですが、赤身なら1ポンド食べられますよ!
お店の入っているビルの入口は、上の写真の看板だけ。
この看板を超えると、下の写真のような入口があります。
入口で期待が高まり、雰囲気良し
良いお店というのは入り口から違います。
街中と異なる空間に入ることを予感させる入口があるので、食前からワクワクさせてくれます。
さて、上の写真でガラスの奥に見えるのは厨房の灯りです。
この門を開けると、以下英語でやりとり始まります。
店:予約ありますか?(満席だから予約無いとダメよーと言外に言ってる)
私:予約はある、名前は・・・。
と伝えると、予約を確認できたようで
店:用意が出来るまでお酒でも飲みますか?
と聞かれるので、飲むことにしました。
そのバースペースが下の写真。
入口から右へ曲がると....キラキラした空間があります(ワクワク♩)。
バースペースで時間調整
このバースペースが、なかなか雰囲気が良いんです。
上の写真は左側が切れてますが、下の写真のようなバーカウンターがあります。
良い雰囲気にうっとりするはずです。
と同時に、脳内は「高いぞ!てえへんだ!てえへんだ!」という調子で「め組」の棟梁がのぼりを回してます(笑。
奥がバーカウンター。
天井のキラキラは吊り下げたグラス。
ワイングラスでシャンデリアを作り、綺麗な空間を演出しています。
オーストラリアは物価が高いことは覚悟して!
オーストラリアは、鉄鉱石や石炭などの資源好況の際、インフレが起こったので、物価は高いです。
日本とは正反対ですね。
このバースペースで飲んだのが、ソーダ水5ドル。
そして、ARNOというオーストラリアの赤ワイン24ドル。
これだけで29ドル!ヒェー!
メニューにワインは沢山ありますが、どのワインがどんな味か詳しくありません。
ということで、飲み易い赤ワインをお願いすると、渋みを弱めにしたバローロ風の赤ワインが出て来ました。
確かに飲み易い(笑。
日本人の言う、飲みやすいの意味が通じているようです。
さっき言っていたシャンデリア風のグラスがコレ!
照明をほどよく拡散するのにも役立ってますね。
写真だから明るくなっていますが、現実はもう少し暗いのです。
サラリーマン同士でバーで飲んでいたり、女性同士で飲んでいたりする人が目立つけど、接待で使っていそうな外国人もいました。
いよいよレストランスペースへ
上の写真は、富士フィルムのX30というコンパクトデジカメでテーブルから天井を撮影したもの。
フラッシュは焚きません。
店内の雰囲気は、この上の写真の方が現実に近いですね。
ちょっと暗くて、柱や天井の照明にも陰影があるんです。
天井が高いことも印象的。
6メートル、いや、8メートルはあろうかと思うほど天井が高くて開放感は抜群です。
天井が高いだけで何と無くゴージャスな気分になるのはなぜでしょう(笑。
上の明るい写真は別の機種で撮影したものです。
NikonのCOOLPIX S7000というコンパクトデジカメです。
この機種は小型ながら明るく仕上がり、スナップ写真に修正する力はなかなかです。
三脚を立てたら、しっかり撮れるのですが、テーブルに立てるのも不粋なので手持ちで撮りました(笑。
富士フィルムのX30は、AUTOモードで撮影すると、目視の雰囲気を再現します。
これに対し、COOLPIXは暗くともストロボ焚かずに明るく仕上げ、何とかスナップ写真に仕上げます。
機種による違いは、上段2つの写真に顕著に現れますね。
ピンボケですが、手前にあるテーブルの雰囲気とか伝われば良いと思って掲載します。
ブロンズヘアの女性、黒髪の男性など色々な人が慌ただしく動いている厨房です。
さあ、お料理スタート!
まずは前菜。
香味漬けエビの炭火焼き。
Charcoal Roast King Prawns Split and Marinated
4尾で39豪ドル。
スタッフから、エビのグリルをお勧めするけどオーダーしますか?と聞かれたもの。
美味しい。頼んで正解です。
表面に見える焦げのようなものはスパイスです。
エビとスパイスの香りが調和して、美味しい香りは口一杯に広がります。
ところで、このエビ。
殻が柔らかいエビですが、何エビか分かりません。
手長?何度か食べているのに名前が分からない。
バゲットも本物
このバゲットも美味しい。
しっかり硬いバゲットです。温めてくれています。
下の写真のバターで少しずつ千切って食べてましょう。
ワインのアテにも良い。
美味しいので、モグモグしながらステーキを待つだけで楽しい。
因みに...
バゲットは固いのが本物です。
バターを使わずに、小麦粉と塩と水、イーストだけを原料にするので、カチカチのバゲットが本物です。
日本のスーパーで販売している、食べ易い、フンワリしたバゲットは、バターを入れているので、本物とは違う創作パンです。
バターです、マーガリンではありません
バターの一大生産地なので、マーガリンではありません。
バターです。乳製品ならではの香りが良いです。
さすが酪農国家!
まな板のようなものの上に出されます。
結構大きいので、バターのお代わりはいらないかも。
T-Bone Steak ティーボーンステーキ
T-Boneです。400gmで59豪ドル。
ティーボーンは、サーロインとフィレの二種類の肉を一度に楽しめるゴージャスなお肉です。
サーロインの脂肪分は日本でよく見られるものより少なく、赤身の存在感が大きいです。
脂身が嫌な人も、海外のティーボーンステーキなら安心して食べられると思います。
お皿の左側には、ホースラディッシュと粒マスタード、右側にスライスレモン。
ホースラディッシュを添えて食べると、爽やかで美味しい。
でも、何もつけずそのまま食べるのが一番美味しかった!
おすすめの食べ方パターンは...
何もつけず食べる→ホースラディッシュをつけて食べる→何もつけず(以下略)をループ。
ループすると、お肉の旨みをしっかり確かめながら食べられます。
Ribeye Steak リブアイステーキ
こちらは RibEye。350gmで65豪ドル。
日本円で5,000円突破してますが、牛肉の産地に来たんです。
食べないわけにいきません!
日本でもオージービーフは輸入されているから、わざわざシドニーで食べる必要はない、と言う人もいますが、美味しく食べるために必要な加工をする人が日本には少ないんです。
だから、赤身を美味しく食べようと思うと、現地で食べる方が百万倍美味しい。
さて、このお肉ですが、リブロースの肉の中でも中心にある部位をリブアイと呼びます。
こういう部位は、日本で食べると大変高価なのに、赤身の熟成が足りないことがあったので、いつも何か物足りない思いをしていました。
だからこそ!
肉の一大生産国であるオーストラリアで食べて見たかったんです。
お肉の食感は柔らかく、脂肪分は少なめながら、パサつくこともありません。
パサつかない赤身肉って日本では少ないと思いませんか?
噛むたびに、赤身の旨みを感じることの出来る大好きなお肉の一つです。
いやー、旨かった!
写真を見て、思い出すだけでも唾液が出ます(笑。
この肉も、ホースラディッシュとかいりません。
塩と胡椒はかかっているので、そのまま食べるのが一番美味でした。
Truffle Puree トリュフ添えのマッシュポテト
Truffle Puree 40豪ドル。
ゴージャスなマッシュポテト。
トリュフとトリュフオイルを添えてます。
ポテトにかかっている茶色の液体はトリュフ油。
この油に香りが移っていて、大変香ばしい。
これがマッシュポテトか?!と思うほどの美味しさです。
是非一度試してください。
毎月食べるものではありませんが、年に一度なら許される贅沢かも。
サラダはボイルしたブロッコリー
こちらは Boiled Greens 12豪ドル。
ブロッコリー、グリーンピースの二種類盛り合わせみたいなお皿です。
少々のドレッシングで和えられた状態でテーブルにサーブされます。
左下の器に入った白いものがドレッシングです。
他のメニューで十分に油分をとっているので、ドレッシングをかける必要もありません。
また、十分に味も付いているので、そのまま食べて丁度良いくらい。
総額は?
Can I have a check ?
スタッフに伝えると出てきたのが下の写真が請求書です。
23.05ドルの税込です。
ドリンク38.5、食事215、合計253.5ドル。日本円で約2万円。
ステーキ二品で120ドル程度、エビのグリル、トリュフ付きのマッシュポテトなどを食べたので納得プライスです。
注意点は、この決済方法です。
決済手段によって追加費用が生じます。
クレジットカード決済は1.5%、デビットカードなら0.5%の追加費用(Surcharge)が生じます。
現金なら手数料無いようです。
総評
このお店はハレの日にくるお店です。
毎月くるような値段のお店ではありません。
ご夫婦の記念日に一緒に来るとか、年に一度の旅行の時に味わうゴージャスなお店。
そういう使い方に適してます。
ステーキは、肉の種類がたくさんありますし、不満ありません。
リブアイとTボーンスステーキは両方おすすめです。
各々約60 豪ドルしますが、払う価値あります!
今回のように日本円で一人一万円くらいは覚悟しましょう。
皆さんも機会あれば是非お試しください。
美味しいですよー!
航空券の予約をしよう
日本から豪州へ直行するならJAL、或いはカンタス航空便が運行してます。
長距離便なので、こういう時こそプレミアムエコノミー席がおすすめ。
成田ーシドニー間はJAL SKY SUITE 787が運行中なので座席の設定もあります。
座席を探すには、4つの方法があるけれど、これだけ調べたら何とかなると思います。
(1) JALでシドニー行きを探す
お店の予約をするには?
日本と異なり、成り行きで入れるお店はまず無いので、予約してからお店に行きましょう。