公開日:2018年8月05日
更新日:2018年8月19日
今回 ザ リッツ カールトン・クアラルンプール (リッツ公式のweb)に泊まります。
マリオットグループの超ラグジュアリーホテルです。クアラルンプールのホテルはたくさんある中から幸運にもリッツの予約をとれました。
航空券はエコノミーだけど、その分ホテルを豪華にしました。
やっぱり、リッツの満足度は高い。部屋、朝食、バトラーに満足!
今回はそんな体験をご案内します。
マレーシア航空(KL国際空港へ)
今回はマレーシア航空を使いました。
ANAやJAL 、シンガポール航空と比べると安いので助かります。
上の写真はクアラルンプール国際空港へ着陸まであと少しの時の写真。
空が綺麗で、雲も可愛らしく一枚パチリ!
今回の座席はエコノミー。
機内食は印象に乏しく、写真さえ撮り忘れてます(笑。
スターアライアンス・ゴールドのありがたみを改めて実感
スターアライアンス加盟航空会社に搭乗すれば、GOLD会員向けの優先チェックインやラウンジを使えたり、荷物へのプライオリティタグもつくので便利なんですが、今回搭乗するマレーシア航空はワンワールド連合。
JALのJGC会員なら、ワンワールド上級会員特典の優先チェックインや航空会社ラウンジがあるのですが、ANAのSFC会員しかないので特典は一切無し。残念!
クレジットカードのラウンジで小休憩後にチェックイン等搭乗手続きを進めましたが、結構時間がかかり、チェックインの行列に並ぶ時間が勿体無い。
出国手続き後のラウンジは何とか我慢しても、あれだけの行列に並ぶのは避けたいと思っても仕方ありません。
次回はスターアライアンス連合の航空会社に乗るようにしよう!
異国の空港も楽しみましょう
空港到着後の看板です。
マレー語、英語、日本語、タミル語、中国語なんですね。
ダウンタウンに行けば、英語を話せるなら先ず問題はありません。
ここマレーシアは、イギリス連邦に所属するので英語を話せる人が多いです。
マレーシアは多民族国家で、マレー系6割、華人系3割、インド系1割。
経済界で華人が国内経済の主導権を持ち始めた頃に、マレーシアは華人の国ではなくマレー系の国という点で国内で議論があった歴史を持ちます。
その結果、華人は経済で国に貢献し、マレー系民族は政治で頑張るという共通イメージが作られたそうです。
隣国のシンガポールのように、華人経済力で都市国家として独立した例もあるので大きな議論であったと思われます。
ザ・リッツ・カールトン・クアラルンプール
今回のホテルは ザ リッツ カールトン・クアラルンプール。
このリンクからお値段を検索すると、一泊15,000円から出てきます。
先進国のリッツなら35,000円から出てくるところ、クアラルンプールは手を出し易いお値段です。
お値段が安くとも、お部屋の仕立ては当然ながらリッツカールトンです。
上の写真はお部屋の様子です。
素敵ですね。
通常、ホテルの室内クリーニングは1日一回ですが、ここは二回してくれるので助かります。
午前中に出かけて午後に部屋へ戻って小休憩、その後再び観光に出かける場合でも、お部屋は綺麗になっているので気分が良いものです。
しかもバトラーがしっかりお世話してくれるので、心地よいホテルの一つです。
洗面所もしっかり綺麗ですし、アメニティもフル装備。
後ろはバトラーが持ってくれたウェルカムのチョコレート。
手前はバトラーから「Woudl you like something drink ?」と聞かれたのでお願いしたカフェオレです。
嬉しいですね。
やったー!と思って一口飲んだら甘い!
甘くとも美味しいのですが(笑)、次回はノーシュガーでお願いしよう。
チョコは飾りもあしらわれ、一つ一つが美味しかった。
海外で、こういうおもてなしを受けると大変嬉しいものです。
チップは渡すべきか?
ありがたいサービスと思ったら、バトラーにチップを渡しましょう。
実際には「チップには及びません」的なことを言われました。
でも!
次回頼も同じように有り難いサービスをしてくれるかも知れませんし、サービス業相手ならチップ払う方がスマートです。
チップの金額は小さくても、私はこういうサービスをしてくれたら喜ぶ人です、という説明にもなるんですよ。
宿泊客に対するサービスは色々あると思います。
でも、バトラーの裁量に任されている範囲内であれば、可能な限り良くしてくれます。
保証の限りではありませんが、相手も人間。気持ちは通じると思います。
経験則上、この考え方はかなり通用すると思っています。
今回の宿泊では、上記のカフェオレのとき、そして、別の日にコーヒーとクッキーを用意してくれた時に、2ドル程度を渡してます。
感謝の表現よ、といえば大概受け取ってくれます。
リッツカールトン・クアラルンプールの朝食はどうか?
ここは朝食をとる「Caesar's」。
左手にあるカウンターでルームナンバーを伝えて朝食を取ります。
いくつかリッツカールトンの朝食を経験しましたが、こちらの場合はメニューから選ぶんですね。
最初のオーダーだけメニューから選ぶプリフィクス方式。
メインをオーダーしたら、他にも色々食べたいので、後は自分で取りにゆくバッフェです。
メインにエッグスベネディクト(Eggs Benedict) があったので頼んだのが上の写真です。
黄色いソースはオランデーズソースです。
想像していた色と違う。黄色が薄い!
バター、レモン果汁、卵黄で作るので、卵黄の色に影響されるんです。
アメリカの Clinton Street Baking で食べたものとは明らかに色が違いますね。
鶏に与える飼料の色が卵黄に移るので、各国で違うんです。
ソースの粘度はしっかりありますね。
フォークで刺してみましたが、トロリ感は伝わりますか?少し固めなんです。
朝食がプリフィクスなので、色々ある中でもエッグスベネディクトをオーダーしてます。
バッフェメニューにはありません。
スタッフにオーダーして色々サーブしてくれる朝食もゴージャス気分で楽しいですね。
こういうリッツもいいですよ。
高級ホテル大好物の皆さんも是非試してください。
上の写真はオムレツ。
チーズ入りでお願いしたもの。
アスパラガスを焼いて添えてくれるなど、野菜も取れますし、一手間が嬉しいです。
ルームサービスは?
夜、部屋に戻ってからコーヒーを飲みたくなるのでバトラーにコーヒーをお願いしました。
すると、クッキーも添えられています。
嬉しいですね。
美味しそうだし、バターの香りがしっかりしてるので、夕食後ですが食べます!
食べた感想。
コーヒーか紅茶は絶対お願いした方がいいです。
本物のクッキーも付いてくるのでゴージャスです。
このクッキーはバターをしっかり使ったもののようで、香りが全然違います。
お土産に持って帰っても通用するバタークッキーです。
小麦粉とバター、卵、砂糖をしっかり使い、他に余分なものを使わない場合は、クッキー固有の香りがするのです。大変満足出来たクッキーでした。
ちなみに、この時にもチップは2ドル相当を渡してます。
夕食はモールで
毎食ホテルで取るほどの予算はかけられないので、夕食はホテルの外で!
場所はホテルからほどないショッピングモールKLCC内にある Madam Kwan's。
買い物でもしながら食べようと入ったので、お店は決めていません。
まあ、混雑してるお店ならハズレはないだろうという程度でお店を選び、入りました。
上の写真は辛味調整ですね。
辛味が足りないと思ったら、写真上端のラー油の味噌、中央の青唐辛子の醤油をお好みで付け足して食べるようです。
青唐辛子はかけすぎると大惨事になるので要注意。本当に辛いです(笑。
玉ねぎと緑色の野菜を炒めたもの。赤いソースは少し辛味が効いています。
緑色の野菜はマンゴーかもしれません。
辛味調整で青唐辛子の醤油を垂らしたところ、少量でかなりの辛さが出るのでご注意!
シーフードの麺。
白味魚を揚げたものが入り、青梗菜のような野菜があります。
スープは白湯スープのようなもの。
辛さの苦手な人にはお勧めでしょう。
鶏肉団子のラクサ。
真っ赤な見た目に対して、辛さはさほどでもなく食べやすい。
甘さを感じながら、辛さも少々感じる程度です。
子供は無理でしょうけど、大人であれば大丈夫なレベルと思います。
KLCC公園でスナップ写真
上の写真はKLCC公園の噴水広場でとったもの。
夜の9時というのに大勢の人がいますが、日中は暑いので夜に外出するのでしょう。
こういう僅かな光を撮影する時は、iPhoneでは無理なのでNikon D3100で撮影しました。
三脚さえあれば、露光時間を長く、ISO感度も抑えて撮影できますが、手持ち撮影です。
これが限界かと。
とはいえVRレンズ手ブレ対応レンズ。
スナップ写真として考えれば、まずまずと行ったところでしょうか。
世界一安いリッツに泊まったら、次回は隣国シンガポールへゆこう
ザ リッツ カールトン、クアラルンプールの値段が一泊15,000〜20,000円なら十分です。
20,000円を超えると、別のホテルへ宿泊したくなるような気もするんですよ。
クアラルンプールのリッツに泊まったら、次回はザ リッツ カールトン、ミレーニア シンガポールに挑戦してはいかがでしょう?
一泊4万円代に突入しますが、憧れのホテルなので、ハレの日の一泊に使うと良いですよ。
サービスも部屋も十分に満足できますし、朝食やアフタヌーンティーもお見事なホテルです。
繁忙期は宿泊費が 高いので、その場合はクアラルンプールのホテルを隅から隅まで探しましょう。予算に合うホテルがちょっとは空いているはずです。