マカオのギラギラしたネオンの光はどんな風に撮れるのか試しました。
カメラは富士フィルムのX30。
高級コンデジの走りです。
グランドリスボアを撮る
以前、シンガポールのマリーナベイでシンガポール2015夏-1with 富士フィルム X30 Marina Bayの夜景 という写真も撮れました。小さいけれど中々の力量を持ちます。
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今回、マカオで撮影する夜景の一つ目はグランドリスボア!
遠くから建物全体を撮っても楽しいけど、賑わいとネオンの両方を撮るなら地上!
交差点周辺は人も多く、雰囲気も撮れます。
どうですか?
手持ち撮影ですが、手振れ防止機能を使うと意外に撮れますね。
シャッタースピードも1/60程度なので、有効に機能する範囲のシャッタースピードです。
クリスタルパレス(Crystal Palace)を撮る
今度はクリスタルパレス付近。夕方です。
ネオンの光、そして光を反射する水面という構図ですね。
露出調整せずに撮ったのですが、この仕上がりなら露出を+1くらい調整すればよかったか?
光が弱い中での手持ち撮影ですが、水面もしっかり撮れていますし、富士フィルムのX30は小さなクセに侮れません。
グランドリスボアを遠景で撮る
今度はグランドリスボアを遠くから撮影した2枚です。
これは、コンパクト三脚に据え付けての撮影です。
写真の下に記載した設定をご覧ください。
シャッタースピードは1/4秒、0.25秒です。
手持ち撮影で撮れる限界は、1/60秒が一般的ですが、手振れ防止機能があると、もっと遅いシャッタースピードでもキレイに撮れます。
でも、手振れ防止機能は完璧ではないので、おとなしく三脚に据えた方が安心出来ます。
ということで超小型三脚をバッグに入れていたのが大活躍しました。
もう一枚撮りました。
ネオンの色が変わるので、シャッターを押すたびに色が違います。
青色のリスボアにはぴったりですが、左側の建物は露出不足です。
ネオンの光の色や強弱が変わるホテルは案外難しく、上手く撮れません。
マカオタワーを撮る(Macau Tower)
次はマカオタワーを入れて、マカオの南北を結ぶ橋を撮影しました。
昭和の日本を感じさせるような夕方の色ですね。
夕方なので、大気中の粒子が太陽光を乱反射して、まるで絵画のようなグラデーションを描いています。
撮影に夢中になっても良いのですが、外出を続けると喉がイガイガするのでご注意を!
夜になっても大気中の粒子が乱反射させる様子に変わりありません。
うーん、昔はキレイだったんだけど、中国大陸の大気汚染がこれほどまでに影響しているとは驚きました。
次回、来るときは念のためマスクを用意しておこうかと悩みます。
建物の中で遊ぶ限りは問題ないのですが、外出しての観光や食べ歩きをすると、1時間もすれば喉はイガイガ、口の中は何となく砂利っぽいものを感じます。
マカオが、観光地としての魅力を以前のように復活してくれることを期待して終わります。
総評
富士フィルム X30のセンサーサイズは2/3型。
センサーサイズのトレンドは、APS-Cからフルサイズへと移行しそうなタイミングに来てます。
そんな時流にあっては、小さなサイズで見劣りします。
でも、このサイズでも十分撮影できる機材の力量があるということが分かりました。
小型なのに、綺麗に撮れるのが魅力。
Xシリーズの小型機の魅力は失せません。
大きさは不問です。
三脚さえあれば、しっかりした露光時間を確保出来るので、思った通りに撮れると思います。
今回はポケットサイズの三脚が大活躍でした。