アメリカで大人気のシェイクシャック(Shake Shack)。
大人気が続くならばと思い、再度バーガーを食べたけど三年前同様に残念。
パティは美味いが他は全滅。
話になりません。
仕上げに難あり
下段にある最初の写真は、アメリカのwebに掲載されているイメージ写真。
日本なら飲食店玄関にあるサンプルに相当しますね。
一方、下の写真は今回店頭で食べたものです。
webの写真と比べると、まるで別物(笑)。
お店のホームページのイメージ写真
実際の写真
アメリカでシェイクシャックを食べた感想
今回、大繁盛しているグランドセントラル駅地下店で食べました。
先ずパティは美味い。
肉加工品と考えると、不動の美味しさ!
赤身の肉汁、ちょっとした脂肪分は、ハンバーガーの旨味の一つです。
ところが、野菜は適当にちぎったレタスが少し(笑)。
トマトもあったけど、厚みが薄すぎてトマトなのか分からないほど。
本来、この時点で色々言いたいが許そう。
更に、バンズがビチャビチャ。
表面にバターを塗ってトーストすればビチャビチャにならないのに、バターを塗るのを忘れたのでしょう。
これは許せない。
肉汁と野菜から出る水分がバンズに移って湿ってます。
こんなしっとりバーガーがあって良いのか?と思いながら食べました。
このバーガー1個は5.50USD。
今の為替レートなら日本円で600円で味わえる味覚体験。
こう考えると、何とも努力不足に感じるのです。
解説しましょう!
食べる間は複雑な心境になれます。
- ガブリと噛むと、最初に湿ったバンズが口元にあたり残念な気持ちになる。
- 続いて水分たっぷりの野菜が入り、えー?!と戸惑う。
- 最後に美味しいパティがお口に入る。
最初残念、最後にハッピーな気持ちになる珍しいハンバーガーです(笑。
日本のバーガー店でもこういう体験はあるから仕方がないと思うものの、モスバーガーはまともな仕上がりなのに対して、他チェーン店はSHAKE SHACKのような仕上がりになってます。
一個200円のバーガーならそれでもヨシ。
安いのだから調理品質が悪くとも仕方がありません。
楽しく食べることは諦め、単純にカロリー補給と割り切ります。
でもね、SHAKE SHACKのバーガーは安くないのです。
味覚体験の質は値段相応に仕上げて欲しい。
とまあ、色々ブーブー言ってますが、相変わらずパティは美味しいの!
パティ以外はボロボロだけどパティだけ美味しい。
目を瞑って食べると最高。
そう考えると、高いけどベーグルの美味しさは際立ちます。
アメリカでシェイクシャックを食べるくらいなら、ベーグル食べたほうが良い思い出になります。
急成長中のチェーンストアの危うさ
店舗を急拡大させるけど、中で運営するスタッフの育成が追いついていない印象です。
期待して来店したお客がガッカリして、二度目の来店を見込めないパターンに思った次第。
一度は食べても良いけど、もう一度食べようとは思わない。