地下鉄のチケットのシステムが変わった
今回、行ってみたら地下鉄のチケットが変わってました。
これまでは、プラスチックの乗車券の保証金とともに乗車券を買い、降車駅で保証金の払い戻しを受けていたのですが、新しいシステムに変わりました。
保証金は0.10S$。
日本円で約8円の保証金を負担しますが、写真のようなチケットを自販機で買います。
一回しか乗らないと保証金は戻りませんが、3回乗ると0.10S$は戻ってきます。
更に3回、合計6回目の乗車になると、0.10S$チケット代が値引きされるというシステムになりました。
まぁ、写真を見るとわかりますね。
これまで払い戻し(Refund)の手続きを毎回やっていた頃と比べると随分便利になりました。
因に、六回使うと、このチケットは使えなくなり、新しくチケット毎買い直すことになります。
お国の特徴というか、狭い都市国家に、多様な外国人がたくさんいるわけで、そういう人に直感的にシステムを理解出来る点でユニークなチケットです。
日本のように地下鉄が発達しているという珍しい国なので、観光者にも使い易いチケットです。
駅構内は近代的
地下鉄にも、プラットホームと線路の間にドアを設置して、落下による人身事故を防いでいます。
また、乗降車になるドアに並び方を赤色のラインを描いて、従うように促しています。
ゴチャーとした乗り降りでは、間に合わない街なんです。
統率のとれた乗り降りでないと、時間がかかってしまい、定時運行もできないでしょうし、こういう赤色のラインを描いておかないと、並んだ経験のない人も住んでいるかもしれず、斯様なことをしているんだと思います。
移民国家、多民族国家が近代化すると、このように発展するという目印にも思います。
しかも、広告を表示することで、設備費用の回収も図るというしっかり者です。
車内は弱者配慮を明示
以前は青色の座席だったものを、カラフルな方に変更していました。
青色の橋の座席には「RESERVED SEAT」と表示があって、怪我人、妊娠車、高齢者等へ譲るように定めた座席のことです。
でも、青色でしかないと目立たないようで、RESERVED SEATは右側のカラフルなデザインに変更されていました。他の座席と、これほどデザインが違う座席なら、誰に優先権がある座席か否応にも気付くだろうという意図ですね。
確かに、稀なことですが、平気で座り続ける若い人もいるので、気づかない人を減らすという意味では有効と思います。
チケットの買い方、チャージ方法
チケットのシステムが変わったので、買い方を1分50秒の動画で紹介しています。
複雑では無いものの、タッチ画面の反応が遅いので戸惑うこともあります。
海外の券売機を体験すると、日本の券売機が速すぎるんだと思い知らされます。
日本の券売機は、F1のピットインのように短時間を競うようなスピードです。