201308(3)シンガポール旅行〜地下鉄のチケットが変わった〜

Subway ticket
Subway ticket

地下鉄のチケットのシステムが変わった

今回、行ってみたら地下鉄のチケットが変わってました。

 

これまでは、プラスチックの乗車券の保証金とともに乗車券を買い、降車駅で保証金の払い戻しを受けていたのですが、新しいシステムに変わりました。

 

保証金は0.10S$。

日本円で約8円の保証金を負担しますが、写真のようなチケットを自販機で買います。

 

一回しか乗らないと保証金は戻りませんが、3回乗ると0.10S$は戻ってきます。

更に3回、合計6回目の乗車になると、0.10S$チケット代が値引きされるというシステムになりました。

 

まぁ、写真を見るとわかりますね。

 

これまで払い戻し(Refund)の手続きを毎回やっていた頃と比べると随分便利になりました。

因に、六回使うと、このチケットは使えなくなり、新しくチケット毎買い直すことになります。

 

お国の特徴というか、狭い都市国家に、多様な外国人がたくさんいるわけで、そういう人に直感的にシステムを理解出来る点でユニークなチケットです。

 

日本のように地下鉄が発達しているという珍しい国なので、観光者にも使い易いチケットです。

駅構内は近代的

地下鉄にも、プラットホームと線路の間にドアを設置して、落下による人身事故を防いでいます。

また、乗降車になるドアに並び方を赤色のラインを描いて、従うように促しています。

 

ゴチャーとした乗り降りでは、間に合わない街なんです。

統率のとれた乗り降りでないと、時間がかかってしまい、定時運行もできないでしょうし、こういう赤色のラインを描いておかないと、並んだ経験のない人も住んでいるかもしれず、斯様なことをしているんだと思います。

 

移民国家、多民族国家が近代化すると、このように発展するという目印にも思います。

 

しかも、広告を表示することで、設備費用の回収も図るというしっかり者です。

車内は弱者配慮を明示

以前は青色の座席だったものを、カラフルな方に変更していました。

 

青色の橋の座席には「RESERVED SEAT」と表示があって、怪我人、妊娠車、高齢者等へ譲るように定めた座席のことです。

 

でも、青色でしかないと目立たないようで、RESERVED SEATは右側のカラフルなデザインに変更されていました。他の座席と、これほどデザインが違う座席なら、誰に優先権がある座席か否応にも気付くだろうという意図ですね。

 

確かに、稀なことですが、平気で座り続ける若い人もいるので、気づかない人を減らすという意味では有効と思います。

チケットの買い方、チャージ方法

チケットのシステムが変わったので、買い方を1分50秒の動画で紹介しています。

 

複雑では無いものの、タッチ画面の反応が遅いので戸惑うこともあります。

海外の券売機を体験すると、日本の券売機が速すぎるんだと思い知らされます。

 

日本の券売機は、F1のピットインのように短時間を競うようなスピードです。