iPhone4Sは夜もなかなか撮れる
iPhone4Sでパノラマ写真をバッシャバッシャと撮りまくりました。
カメラとしての性能や仕上がりなんぞをレビューしようと思います。
場所はシンガポール。上の写真はMarina Bay Sands。
その右側の蓮の花の形をした明るい建物は同じくSandsのショッピングセンター。
更にその右側には高層ビルが続き、その右側にある明るいけど低層の建物がフラトンホテル。
海面に綺麗に写っている様子はわかりますか?画像をクリックするとパノラマ写真のデータを読み込むことも出来るはずです。iPhone4Sで撮影したパノラマだけど、明るいレンズのせいか意外に写りが良いので明暗のグラデーションをお楽しみください。
カメラとしての実力は、緊急用として、且つ、カメラの代用として使うスマホのレンズとして考えれば充分な水準と思う。本気で撮るなら一眼使えばいいし、飽く迄緊急用途なら十分。
館内ならもっと良く撮れる
続いては、ショッピングモールの中で撮影したパノラマ写真。
iPhone4Sの力量やいかに?
夜遅くの撮影のせいか、人影も少ない。
そのせいかモールとしての魅力は伝わりにくい写真ですが、まぁご覧ください。
どうです?意外に綺麗でしょう?
仕上がりは思いのほか上々ではないかと思います。
米粒みたいな口径のレンズから紡ぐ写真なので、どうしても光量不足の被写体は雑な仕上がりになるようですが、明るい部分はまずまずの仕上がり。
今度は外から撮影。
さすがにiPhone4Sのf2.4のレンズといえども暗い。粒子も粗い。
でも、よく見ると写真の左側より右側のほうが仕上がりは良くありませんか?
光のある部分と無い部分の明暗差が少ないと良く撮れるけど、蛍光灯やLED灯のような光源があると明暗さが大きく、小さなレンズでは仕上がりが粗くなるという仕組み。
今回はじめてiPhone4Sでパノラマ夜間撮影に挑戦したけど、意外な出来具合にびっくり。
とはいえ、条件を選びますね。光源が豊富、明暗差が小さいといった条件があれば仕上がりに不安は無いけど、光量不足が一定レベルを下回ると途端にノイズが多くなる。そういうコンパクトデジカメと同等の欠点はあるけど、そういうものと割り切って使えば良い。
実際に使ってみると、三脚があればもっと良く撮れたのではないかと感じます。
特に、カメラを構えたら左から右へスライドしながら撮影する時三脚を欲しくなります。
でも、撮りたい時に撮れるのがスマホカメラの最大の利点。
ということで、三脚無しに撮影する時の一番のコツは、
①iPhoneを構えたら脇を締め、
②呼吸は息を吐きながらボタンを押し、カメラをスライドさせ、
③背骨を軸として回転させるよう意識して頑張る。
これで何とかなるはず。
皆さんもお試しを!
日中の撮影や、光源が多い夜景なら、意外な仕上がりに驚くはずです。