iPhoneだって、ここまで撮れるという実例を。
iPhone4SのレンズはF2.4といわれ、以前と比べて随分明るいレンズになった。
そのレンズのお陰で、日中の撮影は勿論、夜景の出来上がりも大分改善した。
真っ暗な夜景は難しいとは思うけど、夜の街中の撮影はどうか?
そう思って撮ったのが上の写真。
明るいので十分な出来。とはいっても周辺部に歪みがあることはわかりますか?
特に左の工事中のビルの白い囲いを見ると明らか。
まっすぐに切り立っているものは、遠近法による中心部への収束がある筈。
だけど写真では感じられない。
この写真で分かりづらい場合は、次の写真を見てみよう。
どれほど歪んでいるかが分かり易いはず。
中心に近い証明から伸びる光は普通に感じるけど、左上の証明から伸びる光の線はいかがでしょう?どれほど歪んでいるか、普通にわかるとおもいます。これだけ歪むからこそ、最初の写真のように周辺部に違和感を感じるというわけです。
まぁ、この程度のことはスナップ写真に使う場合、気にするものではない。
寧ろ、歪みが出ることを前提として撮れば意外にも面白い写真が出来上がるかも知れない。
iPhone4Sの持ち味は、高級なトイカメラ?かも知れない。
追:
最上段の写真を、iPhotoを使ってブリーチバイパスをかけてみた。編集画面から彩度を下げて、コントラストを上げた、という単純な加工だけ。簡単だけどグーンと雰囲気が変わるんです。いかがですか?他の写真の例はコチラ!同じ素材でも昼間の写真のほうが色合いはわかりやすく出るのかも。