作成日:2012/10/27
更新日:2015/10/01
2019/09/04
柿の葉寿司、美味しいですよね。
柿の葉寿司は、柿の葉の抗菌作用を利用した昔ながらの保存食でありご馳走です。
手の込んだお寿司なので、お正月には、お節料理の代わりにも使えて便利です。
地域によっては馴染みのない方もいると思いますが、一度食べると魅了されます。
手軽でありながら、やっぱり『寿司』であるという特別感は、柿の葉寿司が大好きな理由の一つです。
新大阪駅に来たら食べておこう
写真はゐざさの柿の葉寿司です。
飛行機と違って新幹線は定刻通りの出発と到着を約束してくれる。
定刻の安心感があるとは言っても、東京大阪間で二時間半以上は座り続けることが苦痛なのだ。
それで、その苦痛を「食」で緩和しようと考えたのが駅弁探しの始まり。
結果として一番に選んだのが柿の葉寿司です。
駅弁で出会った柿の葉寿司の魅力
酢でしめたネタ、シャリは押し寿司みたいな食感だけど、押し寿司ほどは固くない。
寿司を楽しみ、その後に熱い緑茶を流し込めば、さっぱりした気分になれます。
一貫ずつ柿の葉をめくりながら、醤油を数滴落とし、ゆっくり食べられます。
車窓を眺めながら食べるので、一気喰いも防げるし、ダイエット?にもなるかも。
大食漢の人には不向きな駅弁だけど、ゆっくり食べると十分満足感を得られますよ。
しかも、駅弁以外に口にしなければダイエットも出来るかも知れません。
柿の葉の効果なのか葉っぱの香りを楽しみながらリラックス出来るのも魅力。
ということで、新大阪駅に着いたら柿の葉寿司をお勧めします。
柿の葉で包む理由
柿の葉寿司は、奈良県、和歌山県、石川県の歴史ある郷土料理です。
柿の葉に抗菌力があるとして、鯖、鮭、鯛の寿司が、一貫ずつ柿の葉で包まれています。
実際には、柿の葉に含むポリフェノールが強い抗菌性を持つことを活用したものです。
柿の葉寿司発祥の奈良県が「カキの葉」の魅力として説明しています。
今の日本は、冷蔵技術が世界でもトップクラスなので、柿の葉寿司の意義は減ったと思う。
でも、柿の葉で包むことによる香り付けもあって意外なほど美味しいし、柿の葉で包まれた寿司を口にすることで、魚類が貴重とされた昔の食文化に思いをはせたりすることも出来ます。
まあ、そんなこともあって、たまに乗る新幹線では柿の葉寿司を食べることが定番になっています。
遠方の方も宅配で買えます
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柿の葉寿司を120%活用する方法
さて、ご紹介したいのは、柿の葉寿司を120%有効活用(?)する方法です。
繰り返しますが、柿の葉寿司の特性は、保存性がありながら寿司であるという点です。
最近は宅配で日にち指定をすれば美味しい柿の葉寿司を自宅に取り寄せることができます。
つまり、『晴れの日』に使えるということです。
そこで、お勧めしたいのは、おせちのかわりに柿の葉寿司を予約注文すること。
私見ですが、おせちは高価すぎます。
お正月限定の料理ということで、値段が極端に上がりすぎていると思っています。
それに対して、柿の葉寿司をご提供販売してくださっている老舗の方々は、時期によって値段を変えることなく同じ値段でお正月にも柿の葉寿司を届けてくれます。
おせち料理の代わりに柿の葉寿司!
このことをご紹介してしまって、爆発的に人気が出てしまったらどうしよう!
お正月にもう柿の葉寿司を注文できなくなったらどうしよう!
と、心配ですが、それを押してでもお伝えしたくなる魅力と便利さがあります。
お正月休みにちょっと遠出して帰ってきた日の夜に、または翌日に柿の葉寿司が届いたら、もうそれだけで何もせずお正月を迎えられます。
しかも、木の箱入りなどを販売してくださる柿の葉寿司店もあります。
大皿などが不要ですし、お重のおせちっぽくていいですよね!
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おせちが何万円もすることを考えると、その費用対効果は絶大です。
値段も変動しないので騙された感もゼロです。
もはや値段を変えずに販売くださることに驚きと感謝しかありません。
普段使いにももちろん便利です。
毎日食べても飽きません。
お正月におせちの代わりに柿の葉寿司を注文しはじめると、もうやめられません。
年末年始、美味しい柿の葉寿司、最高です!